脳科学のテクニック

違和感がつくりだす注目のデザイン

★今回は、違和感とデザインのお話★ 反対に真夏に長袖で厚手のトレーナーを着ている上半身。 反対に真冬に肌の露出度の高いサンダルを裸足で履いている足。 身に付けるものや服装は人それぞれ自由で、それに対して何か言いたいというわけではありません。 し…

女性向け赤色と男性向け赤色

★今回は、効果的な赤色の使い方について★ 〜女性は特に赤色に敏感〜 女性は、色の中でも赤色や赤系統の色に敏感です。 ほかのどのような色よりも、赤色(赤系統の色)へは特に敏感に反応しやすいのです。 これは女性の特徴でもあるので、POPやポスター、パッ…

ポイントが貯めたくなるカードの作り方

★今回は、ポイントを貯めたくなるカードについて★ ポイントを貯めたくなるためには何が必要なのでしょう? ポイントを貯めたい気持ちは、お客さんのリピートを促します。 でも、本当にそんな方法あるのでしょうか。 もしも本当に貯めたい気持ちを作り出せた…

透明パッケージの怖い話

★今回は、透明なパッケージの危険性について★ 透明ということで、ほかと比べて、商品選択においてマイナスポイントをつくってしまう場合があるということはご存知ですか? どのようなクッキーが入っているか どのような形のチョコレートが入っているのか ど…

商品決定には傾向がある

★今回は、デザインに載せるべきメッセージについて★ 選択が難しい商品とかんたんな商品、あなたは伝えるべきメッセージを間違えていませんか? 〜選択の難易度で伝えることは変えるべき〜 あなたが商品を選ぶとき商品によってさまざまなことを検討すると思い…

口コミの使い方

★今回は、質問コーナーです★ 第3回目の質問コーナーを開催♪ 今回いただいた質問は、 制作物にお客さんの声(口コミ)をいれるべきか入れないべきか? についてです。 ご相談いただきありがとうございます。 チラシデザインで口コミを入れようか入れまいか悩…

印象が買い物させる?

★今回は、お客さんに無料で配るプレゼントと脳の選択判断について★ ノベルティ(プレゼント)のような無料でお客さんに配るもの。 あなたは、そういったものを配ったりおまけとしてプラスαで何かを一緒に贈るとき、あなたを表すロゴや名前はつけていますか?…

② 脳が恋するストーリー

★今回は、物語をデザインで活用するための工夫について★ 前回、私たちの脳がストーリー(物語)を好きだということをお話させていただきました。 加えて、ストーリーは、DMやwebで利用されることが多いこともお伝えしました。 (ストーリーはブランディング…

①脳が恋するストーリー

私が席を立つと、みんなシーーンとなった。 この一文には、人を惹きつける秘密があります。 これを読んでどのような気持ちになりますか? ★今回は、ストーリーデザインについて★ 先ほどの一文を読んで、あなたは「なにがあったのか?」と少し気になったので…

最悪といわれる配置

★今回は、配置場所について★ 広告やポスター、チラシなどでよくブランドをアピールするロゴを目にするのはどこでしょう? 答えは、右下。 例外もありますが、右下に配置されるものが多いと思います。 私自身、ロゴはよく右下に配置してきました。 ただ、その…

「新商品」は本当に表示すべき?

★今回は、表示「新商品」について★ 「新商品」や「新発売」は表示すべきでしょうか? あなたは、新商品という表示があることの意味について考えたことがありますか? コンビニに行くだけでも新商品と書いたPOPをよく目にすることだと思います。 ただ、それが…

信頼をつくる魔法のことば

★今回は、信頼関係をつくれるデザインについて★ お客さんに商品を買ってもらうためには、商品のよさも必要です。 しかし、それだけでは十分とはいえないのも事実でしょう。 商品やそのシリーズ品をリピートしてもらうためには、商品(あなたのような作り手)…

感覚に訴えるためのポイント

人には感覚があります。 そして、伝えられかたで錯覚してしまうものもあります。 本当は同じ内容なのに、あちらの方がこちらよりも重そうに感じるとか、量が多く感じるとか。 「なんとなく感じる」ものではありますが、それは、多かれ少なかれお客さんの購入…

見慣れたものを味方にする方法

デザインを考える前に一度、検討していただいたいことがあります。 ★今回は、季節の商品を売り出す場合のデザインについて★ 季節に合わせた商品パッケージや販促ポスターをつくるときぜひ一度検討いただきたいことがあります。 それは、その季節によく見かけ…

お客さんの目を釘付けにする

目を釘付けにするために、どのような方法があるのか。 販売促進など、なにかを伝えるときはお客さんに目をそらさず、あなたが知らせる内容だけをしっかりみて、読んでもらいたいものですよね。 ★今回は、お客さんの目をそらさせず伝えることについて★ 今回は…

0円スマイルのウソ

10年前くらいに、ファストフード店などで「スマイルはタダ」「スマイル無料キャンペーン」などの言葉が社会の中で大いに盛り上がったことを覚えていますか? ★今回は、私たちが知らずにスマイルへ支払っている値段について★ 「スマイル0円」 CMのキャッチフ…

勝手にイメージが作られてる

人は勝手にイメージをつくります。しかも一度印象を持たれたらなかなか消えないものです。 ★今回は、勝手につくられるイメージを活用することについて★ 〜勝手にイメージされてる?〜 人は、隣り合う写真や画像、素材に対して無意識のうちに勝手に関連づけて…

電車の広告って意味あるの?

★今回は、メディアコンテンツについて★ 今回は、はじめての相談コーナーです! というのも、「電車の中の広告は、長い間変わらないことが多いし、別に購買にあんまりつながってそうにもないし、実際のところ意味あるの?」という質問をいただいたからです。 …

かまってほしいなら写真を使え

写真はたくさんの人の目を引くことについてはこれまでお伝えしてきましたが、目を引く以外で、相手の行動を変えたいときにも写真を使う方がおすすめです。 ★今回は、相手の行動を変えるための写真について★ はじめに結論からお伝えすると、 写真を使えば、そ…

②無料魔力

無料などお得さをアピールするときどのようにデザインしていますか? ★今回は、お得アピールをあえてしない方がよいものについて★ 「私は長文を読んでる時間なんてないんだ!」という方は、ぜひ結論だけでも参考にしてみていただけると幸いです。 ですから、…

感じてほしいイメージ通りに伝えるには?

最近、私は右脳と左脳について考えていました。 一般的に右脳は感性の部分と深くつながっていて、左脳は論理的な思考と深くつながっているといわれています。 でも、それってどうデザインで活用したらいいのだろうかな、と考えていました。 そんなとき、おも…

自分事にしてもらうための要素

★今回は、お客さんに、お客さんが見た内容をもっと自分ごととして感じてもらえる方法について★ お急ぎの方は、結論だけでもみて参考にしていただければ幸いです。 【結構】◯◯%より実数で伝える方が自分と重ねて考えてもらえる。 ただ、伝える内容によって◯◯%…

【悪用禁止】伝えるべきことをしっかり意識して理解してもらう必要はない?

あなたが選んだその飲み物、そのお菓子、本当にあなたが意識的に選んだものですか? ★今回は、目立たずともお客さんが手にとってしまうような効果について★ 結論からお伝えしたいところなのですが、今回は全体を理解していただく必要があります。 ですので、…

顔の表情はデザインで必要あるか?

★今回は、デザインにおいて顔の表情が必要かどうかということについて★ まずは、お急ぎの方に向けて、結論から。 【結論】表情は、みた人が推測できる程度変化のあるものの方がよいです。 〜表情から学ぶ出来事がありました〜 今日は電車で帰宅途中に少し心…

その選択、本当にあなたがしてる?

★今回は、コントラスト効果の具体的な活用について★ 前々回、「コントラスト効果」についてお伝えしたことを覚えているでしょうか? ※詳しくはこちらの記事へ↓ https://design-no-kagakusiki.hatenablog.jp/entry/2019/06/19/235943 「結論を早く!」という…

この内容でガラッとが変わりました

★今回は、言葉について★ お急ぎのあたなも、今回は少し短いのでぜひお読みいただけると嬉しいです。 今回の、タイトルいかがでしょう? 気になっていただけましたか? 今回のブログを今読んでくださってるあなたが、読んでみた理由が、少しでも「タイトルに…

内容が変わっても応用できる単純接触効果とは?

★今回は、内容がかわるポスターに応用する単純接触効果について★ 【結論】広告の型を同じようにすれば、伝える内容を変えても、単純接触効果のような効果を得やすくなる 今回は、単純接触効果の応用について。 ただ、今回は、同じ広告内容との接触というので…

画像は一瞬で

★今回は、画像・イラストによって伝わることについて★ まずは結論から。お急ぎの方はぜひこれだけでもご覧ください。 【結論】画像・イラストは、わかりやすく伝えるツールとしてのみならず、そのことを思い出してもらいやすくもできるツールでもある。 今回…

思わず引かれる、はどう作る?

★今回は「思わず引かれた」を作るための繰り返すことについて★ 【結論】反復でまとまりを作った後に崩して注目を集中させる 今日は、コンビニへ吸い寄せられる体験をしました。 もともと、お茶を買おうとコンビニへ入ったのですが、目的のお茶の陳列へ行く前…

高齢化社会に向けたデザインの準備

高齢化社会に向けたデザインの準備 【結論】①高齢者をターゲットとする場合、ネガティブな情報は取り除き、ポジティブな要素を詰め込む ②高齢者に向けた制作では、よりわかりやすくスッと理解ができるものを 前々回、ターゲットを絞りましょう!というお話し…