画像は一瞬で


★今回は、画像・イラストによって伝わることについて★

 


まずは結論から。お急ぎの方はぜひこれだけでもご覧ください。


【結論】画像・イラストは、わかりやすく伝えるツールとしてのみならず、そのことを思い出してもらいやすくもできるツールでもある。

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今回は、画像やイラストの力についてお伝えします。


これまでは、画像やイラスト使うときどのようなものがよいのかということを中心にお話ししてきました。

 


しかし、そもそも画像・イラストのようなビジュアルイメージを使った方がよい理由はどんなものでしょう?

 


それがしっかり理解できていると今後のビジュアルイメージの使い方が変わってくると思います。

 

 

〜画像・イラストを使った方がよい理由〜


理由は二つあります。

特にそのうちのひとつは、きっと、あなたもご存知だも思います。

 


●理由1●

画像やイラストは瞬時に物事を伝えてくれるから

 


画像・イラストは言葉だけの場合より、膨大な情報や感情、ときには味わいのようなイメージを一瞬で表現してくれます。


そして、それを見たお客さんは瞬時に内容を理解してくれます。

 


つまり、言葉による情報と比べて、画像やイラストのようなイメージによる情報の方が、お客さんに理解してもらえるスピードが早まるのです。

 

 

人は、物事を理解するとき、知らず知らずのうちに精神的な労力を使わされています。


しかし、画像のデータの場合、その精神的な労力が約20%少なくてすむといわれます。

 

 

たしかに、家電製品の取扱説明書は読む気にさえなりませんし、理解しようと読み進めるとなんだか疲れる気がします。

 

それなので、私はなんとなくわかりそうなものは、説明書を読まずに使っています。


必要なとき以外は読むことがほとんどありません。

 


あなたは、どうですか?

 


説明書だけでなくとも、webの記事など、画像やイラストがなく、抑揚もなく、文字ばかり並べられていたら、もう、他のページへサッと移動したくなりませんか?

 

 

実は、私も過去の記事で、画像のないものもあるので、気をつけようと思います。

 


●理由2●

相手の記憶に残りやすく、思い出してもらいやすいから

 


思い出しやすいということは、研究でも立証されていることです。

 

 

まとめると、理由1の労力を使わないということと、上記の理由2によって、脳は、文字と比べて画像の情報処理をよりスムーズに行えます。

 


その結果、それを見たお客さんは労力をあまり使わず理解できるのです。

 

加えて、脳は、労力を効率的に使えるものを好みます。

 

したがって、画像やイラストを使う

=文字だけの場合と比べて注目してもらいやすい

ということへもつながるといえるでしょう。

 

 

〜画像・イラストの効果はどんなものに使えるか〜

ここまでお伝えしたことから、画像をやイラスト使って伝えると、

 

お客さんは言葉だけの場合と比べて、より少ないストレスで理解できます。

 

しかも、その後に至っては、それ(画像・イラスト)を思い出してもらいやすいです。


この効果は、多くのものに利用できるでしょう。


例えば、パッケージ。

パッケージにその商品の使い方・食べ方の説明に画像やイメージ図などを添える。

 


例えば、注意発起のポスターに画像やイラストのようなイメージを入れる。

 


安全に関する注意発起などは特に思い出してもらえると、より安全につなげられそうです。

 

ほかにも説明書などさまざまなものに使えますね。

 

 

 

〜まとめ〜

・画像やイメージは、一瞬にして情報を表せる


・画像やイメージは、言葉や文字より理解されやすく、その後も思い出されやすい

 

 

 


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デザインを科学しつくりあげ、ムダになりそうなものへ新しい価値と売上を。

 

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この内容は、あくまで個人の経験や学習によるものですので、すぐに売り上げが上がる確実な方法などとは捉えず、こんな考え方や方法もあるという目で読んでいただけると幸いです。

 

 

 

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