①脳が恋するストーリー
私が席を立つと、みんなシーーンとなった。
この一文には、人を惹きつける秘密があります。
これを読んでどのような気持ちになりますか?
★今回は、ストーリーデザインについて★
先ほどの一文を読んで、あなたは「なにがあったのか?」と少し気になったのではないでしょうか。
〜脳は物語が大好き〜
あなたは、物語は好きですか?
私は大好きです。
色々な世界に飛んでいき、その人たちの気持ちに似た感情をもてる。
次がどうなのかとゾクゾクわくわくする。
とにかく、楽しくなるからです。
個人的なことにはなりますが、とくに最近はアプリのマンガなんかもよく読んでいます(笑
物語は、あなたも私も幼い頃から馴染みのあるものだと思います。
絵本や紙芝居、番組・アニメ、四コママンガなどなど。
いたるところでストーリーと出会う機会があったはずですし、これからもたくさんあることでしょう。
そして、そのたびにゾクゾクしたりわくわくしたり、気になったりすると思います。
多くの人が物語を好きだもいうのは、実は脳自体が物語(ストーリー)好きだということと大きく関係しています。
〜脳が物語を好きなワケ〜
人の脳は、話を聞くことが好きだといわれます。
驚くことに、脳は聞いた話を自分が体験しているかのように想像することができるのです。
たとえば、あなたが「バナナをつかんで...」と聞くとあなたの脳のなかで運動に関する部分が活発になります。
あなたが小説を読んでいるとき、本に出てくる登場人物があたり一面を見回しているなら、あなたの脳のなかで視覚に関する部分が活発になります。
これは実験でも確かめられていることです。
ただ、脳は、聞いたこと全てにおいて同じような感覚を想像するわけではありません。
想像できる内容は、その人が注意している内容になります。
したがって、お客さんにはまず注意を払ってもらう必要があるので、
これまでの記事の中でお話させていただいたような目につきやすいカラーや写真などを使う工夫が必要ですね。
〜広告ではどう使えばいいか〜
ここまでで物語が大切だということはお分かりいただけたと思います。
脳は、ストーリー好きだということもわかりましたね。
では、広告ではどのように応用できるでしょうか?
よく使われる例は、DMやwebのランディングページです。
・DMでは、物語をつくり、売りたい商品へとつなげる。
・ランディングページでは、縦に長くなると思うので、 ページを画面サイズでいくつかに区切ってストーリーを展開させていく。
(ページを縦へと進めることで物語が進んでいくという具合ですね)
しかし、どちらも文字が主体となっています。
それでは、ポスターのようなビジュアル重視の媒体で使うなら、このストーリーの力をどのように活かせるでしょう?
それを考えるうえで重要となるのが、あなたが物語を読むときに
そこに文書と何があればより想像力を引き立てることができるかということだす。
長くなってしまいそうなので、詳しい内容は、次回お伝えしたいと思います。
よかったら、ぜひ少し考えてみてくださいね。
〜まとめ〜
・脳は人の話を聞くこと(物語)が好き
・脳は聞いたことを自分が体験しているかのように想像してしまう。
(想像力がとても豊か)
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デザインを科学しつくりあげ、ムダになりそうなものへ新しい価値と売上を。
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#聞くのが好き
#デザインで付加価値をつける
#売上を上げる
この内容は、あくまで個人の経験や学習によるものですので、すぐに売り上げが上がる確実な方法などとは捉えず、こんな考え方や方法もあるという目で読んでいただけると幸いです。
抹本