ポイントが貯めたくなるカードの作り方
★今回は、ポイントを貯めたくなるカードについて★
ポイントを貯めたくなるためには何が必要なのでしょう?
ポイントを貯めたい気持ちは、お客さんのリピートを促します。
でも、本当にそんな方法あるのでしょうか。
もしも本当に貯めたい気持ちを作り出せたら、、、
今回は、ハンコが溜まったら特典があるタイプのポイントカードについてお話させていただきます。
これはポイントカード以外でも活用できる方法ですので、ぜひ参考にしてみてください。
〜ポイント貯めは目標に等しい〜
まずは、お客さんの気持ちになってみましょう!
あなたは、どのようなポイントカードをなぜ持っていますか?
飲食店、ドラッグストア、ヘアサロン......
たくさんのポイントカードで溢れています。
電子のものもあれば、紙のものもありますね。
あなたがポイントを貯める理由はなんだすか?
少しだけお考えください。
.....
..........
いかがでしょう。
あなたの答えの中に「特典」が入っていませんか?
私の場合は断然、特典です。
私自身、お得になることに敏感です(笑
多くの人が特典を求めてポイントを貯めていると思います。
ポイントやスタンプを貯めて、いくつか貯まれば嬉しい思いができますよね。
嬉しい思いの内容は、お店にょってそれぞれですが。
ただ、共通して言えることは、ある意味、特典が目標になっているということです。
ポイントカードを作るとき、この「目標」がキーポイントとなります。
〜ポイントを貯めたい心理とは〜
ポイント=目標
なぜこれが大切かというと、
人は目標があるとモチベーションが変わると同時に、それに近づいているとわかればわかるほど達成したい気持ちが強まるからです。
私たちは目標に近づこうと努力します。そして、それは目標に近づくほど増し、達成に向けて努力する。
つまり、ゴールが近づくとやる気がでてくるのです。
あなたは、このようなことを今まで聞いたことがあるかもしれません。
正直、新鮮な情報ではないですよね。
しかし、この傾向をうまく活用すれば、ポイントを貯めたい気持ちを作り出すことができます。
方法はかんたんです。
カードに押すハンコのはじめの一つか二つをクリア(達成)したようにしておくのです。
単純に、カードをお客さんに渡すときにハンコを目の前で押してあげるのがおすすめ。
お客さんの目の前で余分にハンコを押すことで、お客さんがお店へ抱く印象をよいものにしながら、目標達成に近づいていることを間近で感じてもらえます。
人は、自分が目標に向かっている途中に現時点どれくらい進んでいるかということを確かめる際、目標の何割達成しているかという考え方をします。
したがって、目の前で目標達成に大きく前進できるためお客さんの達成意欲ややる気をアップさせる効果も期待できますね。
実は、カードを渡されたあとにスタンプを押す数は同じであっても、はじめにスタンプを押してもらっていると、スタンプを押してもらっていない場合と比べて来店や商品の購入頻度が高まるという研修結果もあります。
(この研究における実験では、ハンコを押す12ヶ所のうちはじめの2ヶ所にあらかじめハンコを押したカードと、単にハンコが10ヶ所押せるカードが使用されました。同じ10ヶ所押すカードでもお客さんの反応には大きな差がでます)
研究結果からも分かるように、目標が少しでも達成に向かっていると感じてもらうこと(幸先のよいスタートがきれたと思ってもらうこと)は販売促進につなげられるのです。
デザインの面では、
・ハンコが押される度に達成感を味わえるもの
・次にハンコを押してもらうのが楽しみになるようなもの
であると、よりお客さんのモチベーションをあげられるでしょう。
例えば、
・単純にハンコを押す場所わかりやすくし、ハンコが押されて目立つような色使いにする
・ハンコを押す(空いたヶ所を埋める)度に一つの絵が完成に近づく
・ハンコが押されることによって、毎回デザインに変化が起きる
(野原を背景に、花のハンコを押せば茎をもった花が増えていくなど)
・ハンコを押す場所によって階級をつける(人生ゲームのようなかんじ)
などなど。
デザイン面でいうと、ハンコを押すことによって全体のデザインに変化が生まれるような内容にすることがおすすめです。
ハンコを増やして変化があれば、「特典を得る」という目標のほかに新たな目標もプラスできるため、目標が重なりより強い効果が期待できるでしょう。
〜まとめ〜
・人は目標に近づけばそれほどやる気がでてくる
・ポイントカードは、幸先のよいスタートを切ってもらうとより効果的
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この内容は、あくまで個人の経験や学習によるものですので、すぐに売り上げが上がる確実な方法などとは捉えず、こんな考え方や方法もあるという目で読んでいただけると幸いです。
抹本