女性向け赤色と男性向け赤色
★今回は、効果的な赤色の使い方について★
〜女性は特に赤色に敏感〜
女性は、色の中でも赤色や赤系統の色に敏感です。
ほかのどのような色よりも、赤色(赤系統の色)へは特に敏感に反応しやすいのです。
これは女性の特徴でもあるので、POPやポスター、パッケージにまで応用できますね。
ただ、そのお話をする前になぜこのよな特徴があるのかについてお話させてください。
この理由を知ることで、より理解が深まって忘れにくくなると思います。
〜なぜ女性は赤色に敏感なのか〜
そのわけは、先天的な理由と後天的な理由を合わせていくつかの説があります。
まず、先天的なものとしては、ずっと昔、狩猟で生活していた時代がそのひとつ。
男性は狩りへ行き、女性は木の実や果物などを採取する役割を担っていましたが、そのときに実が熟しているかどうかを見分けるために赤色に敏感になったとか。
後天的な理由は二つの説があります。
一つは、身近にあるものの色が理由だと言われています。
女性は幼い頃からから赤やピンク色のものを与えられることが多いですよね。
その結果、身近にある赤色に慣れて、赤色を見分ける力が一層増し、敏感になったという説もあります。
二つ目は、女性特有の色覚です。
男性がもたない色覚をもつ場合もあるという説です。
だからこそ女性は、友達が口紅の色をちょっとた変えただけで、すぐにその変化に気づけるんですね。
(もちろん男性の中でも気づいてくれるはいらっしゃるでしょう)
〜こんなとき赤色を使おう〜
女性が敏感な色が赤色というなら
女性向けの商品や女の子に気づいてもらいたい商品のPOPやポスター、パッケージに赤色を使わない手はないですよね。
もともと赤色は目立ちやすく誘目性のある色ではありますが、赤色やピンクを使えば、女性へは特にアピールになるでしょう。
なかでも、文字を赤色で表すことがおすすめです。
赤色を背景デザインで差し色として使ってもよいですが、やはり目立たせたいのでれば赤文字が効果的。
同じ内容であっても、赤文字は特に目を引くので、青文字や黄色文字、緑色の文字などある中でも、一番最初に読んでもらえる可能性も高いです。
このように、赤文字を使えば、ほかの色文字よりも敏感に反応してもらえるのです。
〜男性にも効果的な赤色とは〜
さて、ここまで女性へ効果的な赤色についてお伝えしてきました。
ただ、ここからは男性に効果的な赤色についてお話させていただこうと思います。
赤色は赤色でも、男性をターゲットとした制作で赤色を使いたいときは、ぜひ女性の写真と一緒にお使いください。
同時に、男性ターゲットに対して使用する女性の写真を魅力的に見せたい場合は、写真に赤色の枠をつけるか、赤い洋服や赤いスタールなどの赤アイテムを身につけている写真を使うのがおすすめです。
男性は、赤色の服を着た女性や赤いアイテムを身につけた女性をより魅力的に感じるからです。
さらに、それは服だけでなく、赤色のフレームをつけた女性の写真でも効果的だという研究結果があります。
ただ、男性がそのように感じるのは、女性を評価する場合に限定されます。
したがって、男性をターゲットとしてデザインで赤色を使うときには、何か商品を評価してもらうような場合がよいでしょう。
女性の写真と赤色を合わせて使い、写真の女性への評価と商品への評価を同化させるという方法です。
「赤色」
ぜひ、色の効果をお試しください。
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この内容は、あくまで個人の経験や学習によるものですので、すぐに売り上げが上がる確実な方法などとは捉えず、こんな考え方や方法もあるという目で読んでいただけると幸いです。
抹本