見て妄想する力


★今回は、ある言葉についてのお話★


先日、ある絵本の原画展覧会に行きました。


絵本の原画だけに、かわいらしくて、繊細で、まとまりのあるものでした。

自分のスキルや表現力と比べてとても悔しい気持ちになりました。


それと同時にこんな表現もありなんだと心打たれて、目が潤んだ瞬間もありました。


とても実りの多い展覧会に出会うことができた幸せな日。


その中で、ハッと!なった言葉がありましたので、共有させていただきます。

 


お客さんの心だけでなくあなた自身の心の中にもいい意味で衝撃を与えられるデザイを成すためのヒントにしていただけると嬉しいです。

 


その言葉は▼

「見るもの全てに物語をみつける」

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(この写真にはどのようなエピソードが思い浮かぶでしょう?)

 

私は以前、物語を感じられるデザインは、より人を引き込み、より注目を集めるものになるというお話をさせていただきました。

※記事の内容はこちら▼

https://design-no-kagakusiki.hatenablog.jp/entry/2019/07/16

 

 

ただ、その物語を感じさせるデザインとは、関連性のある素材を配置するだけでなく、もっとデザインによる表現力が必要なのだと改めて考えさせられました。

 

 

単純に、イラスト素材や画像などを並べることは誰にでもできます。

 

そして、そうやって完成したデザインはなんとなく一般的ですよね。

 

よく見かけるような、似たようなデザインはお客さんも見慣れていて、見た人から親近感は感じてもらいやすくなるでしょう。

 

ただ、よい意味での衝撃を与える域には達しにくいですよね。

 

 

見た人の中に衝撃を作り出すためには、あなたの演出力が必要です。

 

あなただからこそ演出できる魅力は、素材をどのように切り抜き、どのように混ぜていくか、どのような要素として使うか(単体で使うのか何かの一部として使うのか)によって作られます。

 

もっと言うと

商品の魅力は、商品のもつ物語を、あなたがどれくらいデザインに語らせることができるかにかかっているということです。

 

商品の魅力を高めるためにはあなたの演出方法が重要なカギとなります。

デザインで、そこに何か動きがあるように感じてもらえるような働きかけをできる力が必要です。


そして、それは毎日の訓練によって磨けるものでもあります。

 

そしてそして、訓練のひとつとして「見たもの全てに物語をみつける」をすることで、想像力が磨かれ、表現力と演出力アップにつながるでしょう。

 

(ある意味、童心に返った楽しい妄想ですね)

 

ぜひ一緒により高い表現力をつけていきましょう!!

 

 

✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎

デザインを科学しつくりあげ、ムダになりそうなものへ新しい価値と売上を。

 


#絵本

#絵本のイラスト、原画

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#物語

#ストーリー展開

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#売上を上げる

 

 

 

この内容は、あくまで個人の経験や学習によるものですので、すぐに売り上げが上がる確実な方法などとは捉えず、こんな考え方や方法もあるという目で読んでいただけると幸いです。

 

 

 

抹本

 

信頼はベビーフェイスにあり

口コミにはベビーフェイスな写真を...

★今回は、意見や感想の掲示に効果的な写真のお話★

 


〜評価系にはベビーフェイスを使う〜

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商品を使った人の感想や実際の口コミをPOPやチラシ、ポスター、ミニカードなど、さまざまな制作物で使うと思います。


特にシャンプーや化粧水・サプリメントのような美容系商品、ダイエットや鍛える系統の商品アピールで多いですよね。

 


あなたは、そのときに使う写真をどのように選んでいますか?

 

私はもしあなたがそんな時に人の写真を使うなら、ぜひベビーフェイスの人の写真を使ってほしいなと思います。

 

 

商品の感想や意見などを伝える時は、ベビーフェイスな人の写真を使う方が効果的だからです。


人がベビーフェイスへ抱く考えは、正直さや無邪気な性格をもっているというもの。


つまり、たとえその人がそうでなくても、赤ちゃんのような顔立ちの人には正直しや無邪気さを感じ、同時にその人の性格がそのようなものだと考えてしまうのです。

 

したがって、何か商品の評価を紹介するときに人の写真を使うなら、できるだけベビーフェイス(童顔)な顔の持ち主が写ったものを使うと、それを見た人は

 

「ベビーフェイスの人は正直だから、その人が言っていることは恐らくウソではないはずだ」


という考えが浮かび、信用してもらいやすくなります。

 

童顔な人の写真は、説得力アップに役立てることができるのです。

 


〜ベビーフェイスはこんな顔〜

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ビーフェイス(童顔)は人に、正直で無邪気な性格をもっていると考えられる傾向にあるとわかりました。

(反対にいえば、人はベビーフェイスな人は、正直で無邪気な性格だと考えてしまうということ)

 

ここまでで、ベビーフェイスの顔による効果はわかりましたが、どのような顔がベビーフェイスなのでしょう。


これがわからなければ、ベビーフェイスを使うもなにも、それをうまく使うことができませんね。

 

 

ビーフェイスの特徴は、簡単に言えばあなたもご存知の通り、赤ちゃんのような顔


具体的にいえば、

・丸い顔

・パッチリとした大きな目

・小さくて丸めな鼻

・小さめの顎と広い額


このような特徴が当てはまるでしょう。


また、髪型でいえば前髪が眉より短いとベビーフェイスに近づきます。


このような特徴が複数揃っているほど、赤ちゃんのようなベビーフェイスに近づくでしょう。

 

 

ビーフェイスを見極めたいときの判断材料として使っていただけると嬉しいです。

 

 

〜どんなときにベビーフェイスは使えるか〜

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最後に、デザインをする上で効果的にベビーフェイスを活用できるのはどのような場合かをご紹介したいと思います。

 

 

まずは、はじめの方でもお話させていただいたように正直さを表したいときに効果的です。

例えば、口コミや批評を掲載する場合に。


ビーフェイス

=子供のような顔立ち

=子供のような性格や行動

とイメージされて、そのような性格なのだと判断されやすいことが理由です。


つまり、このチラシは、正直なことを伝えているなと思ってもらいやすいということですね。

 

 

次に、キャラクターを作る場合におすすめです。

企業でも、ブランドでも、ご当地でも。


ビーフェイスであるキャラクターは、純粋さや可愛さそのものも表すことができるので、丸い顔や小さな鼻・丸々とした大きな目は、かわいいと思ってもらいたい時にも効果的です。

 

そして、単純に可愛いらしさ、優しさ、守るような意味合いを表したい場合にもおすすめしたいです。


例えば、ECOについて考えさせるような内容のときなど。

 

それを大切に扱いましょうという内容の場合、ベビーフェイスな人の写真やキャラクターを使うことは、見た人に大切にしようという気持ちを芽生えさせることに役立つでしょう。

 

サラッとした内容にはなりましたが、いかがでしたか?

 

 

ビーフェイスは、単なる人物写真とは異なる強い印象や考えを与えます。

 

ビーフェイスを使う場面をわけつつ、ベビーフェイスな顔立ちを使いたいときに今回のお話を少しでも役立てていただければ幸いです。

 

 

 

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この内容は、あくまで個人の経験や学習によるものですので、すぐに売り上げが上がる確実な方法などとは捉えず、こんな考え方や方法もあるという目で読んでいただけると幸いです。

 

 

 

抹本

【特集】なぜ金曜日はよいデザインが生まれにくいのか


今回は、いつもと少し変わったお話をしたいと思います。

★デザインで最大限にあなたの力を発揮する方法について★

 

 

今日は週末。金曜日ですね。

英語のweek end は金曜日も含まれていますし、日本語でも華金華金という言葉があります。

 


それほど金曜日というのは「疲れたなあ。休みたいなあ」という気持ちが頂点に達する日。

私も平日動いているので、そんな気持ちです。

https://youtu.be/qVUqFU-Ubxo
Youtubeにリンクします)

一息いれたくて、今日はこんな風に水場の近くで音を聞いてみました。

 

 

さて、タイトルを読んで

「そりゃ一週間の疲れが出てるからだろう」

という声が返ってきそうですが、その通りです。

 


しかし、もう一つ、人のエネルギー変化という理由があります。

こちらは、科学で明らかにされたものです。

 


エネルギーの波は、あなたのモチベーションや創造力などに大きく関係してきます。

 


自分のエネルギー変化をうまく利用できれば、休息のタイミングもわかり、効率的にあなたの力を発揮できるでしょう。

 

 

〜エネルギーには波がある〜

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では、人のエネルギーの波がどのようになっているか曜日ごとにみていきましょう。

 

 

 

◆月曜日◆

一週間のはじめの日。

週末に休んだ分まだ心も身体もなまっています。

持ち直しのための時間が必要となる日。

この日は、ぜひウォーミングアップの日にすると思ってください。


負担が少ない業務がおすすめです。

・すでに作られたデザインを複製

・入稿データを作る

・色調整や色校正

・画像の切り抜き


たとえば、このような内容ですね。

 

 

◆火曜日&水曜日◆

前日でならした次の火曜日からは

だいたいの方が仕事モードに突入してくる日です。


人のエネルギーは、この火曜日から水曜日にかけてピークに向かっていきます。

集中力も高まり、モチベーションも高くなるタイミングです。


したがって、何か考えたり細々としたものなど、少し負担のかかる業務内容がおすすめです。


・デザイン案を練る

・デザイン制作


あなたの集中力とやる気を最大限に使ってください。

 


あなたのパワーをより披露できるタイミングとなるので、デザインに注力したり、悩み続けて進まない案件に再度挑戦してみるとよいでしょう。

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◆木曜日◆

水曜日までにエネルギーがピークに達し、そろそろ疲れはじめる頃です。

 


エネルギーが降下してきているため、人と話し合って進める業務が向いています。

会議はもちろん、私たちデザイナーには自分が作ったものに対して他人の目が必要になりますよね。


・デザインにフィードバックをもらう

・会議や相談


このような業務がおすすめです。

 


ただ、ずっと話しっぱなしというわけにもいかないと思いますので、デザイン制作を進めながら、ぜひ少し意識してみてくださいね。

 

 

◆金曜日◆

木曜日に引き続き、疲れを含めてエネルギーがどんどん下がっていきます。

特に午後からは、とてもエネルギーが低くなります。


おすすしたい業務は、木曜日と同じで、負担の少ないもの。さらに精神的に軽いものです。


会議のような人と関わりのあることや外出、計画立てなどがよいでしょう。

 

このように、曜日によって過ごし方を変えていけば、効率よく仕事をすすめやすくなります。

 


もし、あなたが自分で仕事内容を自由に調整できるのであれば、水曜日にあなたのパワーのピークをもってこれるよう、試してみてくださいね。

 

〜休息は特に大切〜

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最後に、仕事を終えたらしっかり休むことが大切です。

休息は能力を発揮することに重要なのです。

ぼーーっとすることで、頭の中が整理されます。

それによって新たなひらめきや理解も生まれてくると言われています。

 

 

暑い今だとこんな風に水場の近くで音を聞いて何も考えないのもいいですね。

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これは、私が出勤前によく寄る公園の滝です。

緑と茶色の葉と土も、近づくとほーっとします。

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エネルギーの流れに沿って、やり方を変えてみる。

 

仕事の環境などによって、なかなか思うように変えられないとも思いますが、できるものを少しずつ取り入れてみてくださいね。

 

 


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この内容は、あくまで個人の経験や学習によるものですので、すぐに売り上げが上がる確実な方法などとは捉えず、こんな考え方や方法もあるという目で読んでいただけると幸いです。

 

 

 

抹本

顔は割合で使う

 

人の顔をデザインで使う時にどのようにしたら、効果的なのでしょう?


★今回は、人の写真を効果的に使うたのお話★


〜フェース率を基準にする〜

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顔写真を使うにあたって、フェース率という言葉があります。


フェース率とは、写真や画像全体に対して顔が占める割合のことです。

 


・顔だけが載っている

→フェース率1(フェース率が高い)

 

・画像全体に対して顔と体がそれぞれ同じくらい載っている

→フェース率0.5

 

・顔が載っていないもの

→フェース率0


といった具合です。 

※画像に写る顔(頭の最上〜アゴ)の長さを画像に写る体の長さで割ったものがフェース率となります。

 


このフェース率を基準に考えると、人の写真画像を使ったデザインを進めやすくなります。

 


〜フェース率と与える印象〜

うえでご紹介したフェース率についてご理解いただけましたでしょうか?


ここからは、フェース率とそれに伴って与える印象についてお話させていただきます。

 


◆フェース率 高◆

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まず、フェース率が高い画像から。

フェース率が高いというのは、フェース率がより1に近いもののことを指します。


フェース率が高いと、人の知的さや性格がより強調された印象を与えるという傾向があります。


賢そうな人は、より知的にみえますし、キリっとした感じの人はよりキリリとした感じを与え、優しそうな人は一層柔らかく優しそうな印象を与えるのです。

 


また、画面のや用紙サイズが大きいほどフェース率の高い画像がその顔から与える印象は強調されます。

 

 

◆フェース率 低◆

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次にフェース率が低い画像です。


こちらは、フェース率の高い場合とは反対。

フェース率の低いがあは、顔がピックアップされているというより体のほかの部分も写っているため、人の肉体的なものがより強く表れます。


画像全体の印象は、筋肉痛な人は筋肉が強調されますし、スタイルのよい人が写っていればスタイルの良さがより際立つでしょう。

 


また、体の写る部分が増えるため、何かポーズを取った場合はそのポーズが印象的にうつりやすくなります。

 

 

こちらの2枚の写真を比べてみましょう。

A

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B

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AとBを比べると、

フェース率の高いAの方がよりその人の真剣さや穏やかな感じが印象に残り、

フェース率の低いBの方がよりヨガという印象が強調それているように感じませ?か?

 

 

〜デザインで使う工夫〜

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人の写真を使うとき、まず考えていただきたいのが、何を表したいか・どんな印象を与えるべきかということ。

 


企業の柔らかな印象を伝えたり、優しさを表したいなら、フェース率を高くしてみてください。

優しい顔を大きく載せたなら、より優しさをアピールできるでしょう。

 

 

ダイエットやスタイルアップ、筋肉、運動など肉体的なものや体の特徴に注目してほしいとき事柄を伝えたいなら、フェース率を低くしてみてください。


よくある「ジムに通ってこんな体になりました」と伝える広告やCMでは体全体を写されていますよね。


あなたから、体の変化や結果を表したいから当たり前だよという声が聞こえてくるかもしれませんが、

これも、このフェース率について言えることなのです。

 


それを見ると自然と、体に注目してしまいますよね。

 

 

 

〜まとめ〜

・画像のフェース率で与える印象が変わる

・顔の印象を大きくアピールしたいとき

→フェース率の高い画像を使う

大きな顔(フェース率が高い)の場合は、顔から受ける印象がより強調されるため

・体の特徴を大きくアピールしたいとき

→フェース率の低い画像を使う

顔のみならず体も画像に入っていると、体の特徴が強調されるため

 


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抹本

記憶に残るデザイン


記憶に残るデザインはお客さんを呼ぶことができます。


★今回は、記憶に残すデザインについて★

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こんな風に思ったことはありませんか?

または、似たような経験はないでしょうか?

 


「このポーチ売りたいな。景品でもらってまだ使ってないけど、これからも使いそうにないし。

でも、買取のお店にいっても100円もなりそうにないし。

どうせなら価格は自分で決めたい!

 

そういえば、フリーマーケットのサービス、CMで見たなあ。ちょっと調べてみるか」


と、いったかんじのこと。

 

 

上記から何がお伝えしたいかというと、人の記憶に残っていることは強く

記憶に残すことができれば、その売上に貢献できるということ。

 

 

では、記憶に残すためには何があればよいのでしょうか?

 

 

〜記憶に残りやすいデザインとは〜

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まず、記憶には3段階あります。


①感覚的な記憶

感覚(感じた)情報を一瞬だけ覚えるという記憶。


②短期記憶

①の中で意味のあるものだと選ばれた記憶。20秒ほど経てば忘れてしまう。

数字なら7桁前後。


③長期記憶

②の中でさらに意味のあるものはこの長期記憶に移動される。

なかなか忘れない記憶。

 

③の記憶ほど忘れにくい記憶となります。


つまり、覚えてもらえるようにするためには、長期記憶に入れてもらえる情報にすることがポイントなのです。

 


どのようなものが長期記憶に残されやすいかというと、効果的だと言われているものがイメージです。


伝えたい情報をイメージとして捉えてもらえたなら、人の記憶を短期記憶から長期記憶へと移動してもらいやすいのです。

 

 

噛み砕いてみていくも、どのようなデザインが記憶に残りやすいのか少しずつ見えてきましたね。

 

あなたが作ったデザインをお客さんの頭の中でイメージ化してもらうことができれば、お客さんの記憶に残りやすくなります

 


これについてわかったところで、これからお客さんにイメージをつくってもらいやすくする工夫についてお話していきましょう。

 

 

〜イメージ情報と捉えてもらう工夫〜

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みたものをイメージとして捉えてもいやすいものはいくつかあります。

 

色やキャッチコピー、形、フレーズなど...

 

その中でも今回は色と形についてお伝えします。


◆色◆

色は形よりも記憶に残りやすいです。

 

企業やお店のマークを考えてみてください。

どのような形だったか思い出せなくても、色であればなんとなく思い出せませんか?


ピンクと白の組み合わせだったなとか、水色の文字だったなとか...

 


また、色には、それぞれの色に対して暑さや寒さ、優しさ、高貴、明るさなどのイメージがありますよね。


このように色は、記憶に残りやすく、与えたいイメージを作りやすいという特徴があります。


もしあなたがデザインでかわいらしい雰囲気を作りたいなら

パステルカラーのようなライトトーンやペールトーン(明度の高く淡め)の色を使いとかんたんに作りたい雰囲気ができ上がるでしょう。

 

お客さんにイメージ化をしてもらうとき、色を使うのであれば、色に対して持たれる一般的なイメージを調べてそれに沿って使ってみてくださいね。

 

 

◆形◆

形といっても、この場合はキャラクターのような特徴あるものが特に効果的です。

 

記憶は、単にそれをみて覚える場合もありますが、特に知らないものはその人のこれまでの経験と結びつけて覚えられることが多いです。


したがって、記憶は、何か関連性のあるものと結びつけることで覚えやすくなります。

つまり、関連性のあるキャラクターやそれらしい形を使うのです。

 

このことを念頭において、イメージしてもらうことを考えてみると...

 


たとえば、ハンドメイドのアクセサリーを販売するイベントポスターを作るとします。


このような場合は、ぜひハンドメイドを感じさせる形を使うとよいでしょう。


人の手が作業しているような形やペンチやハサミを表す形など。

イラストでもよいでしょう。

 


ただ、ペンチやハサミのような形はよく見かける形なので、単なるイラストというよりは少し変化のあるものの方が印象に残りやすくなります。

どのような形を使うか、ぜひ他人の目になって選んでみてくださいね。

 


形だけ型取って特徴的な色(枠だけ色をつけたり、グラデーションで塗りつぶすなど)をつける方法などを試してみてみるのも一つの手です。

(企業をアピールしたい場合は、特徴的なキャラクターを作って載せるとより効果的)

 

 

いかがでしたでしょうか。

 


記憶に残りやすいものなら、お客さんから思い出してもらえる機会も増えます。

 


忘れられてしまっては、その商品やサービスなどをお客さんから意識してもらえるチャンスが減ってしまいますよね。


だからこそ、記憶に残りやすいものには、今すぐの売上でなくとも後々の売上につながる可能性がおおいにあります。

 

すぐに忘れられるのではなく、思い出してもらえるデザインを作っていきましょう!

 


〜まとめ〜

・記憶に残りやすくするためには、情報を長期記憶へ移動してもらう必要がある

・内容をお客さんの中でイメージをつくってもらえると長期記憶へ移動してもらいやすい

・イメージづくりには、色と形がポイント

 

 


✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎

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抹本

 

心地よいデザインをつくる


★今回は、心地よくなるデザインのお話★

 


心地よさを作るために必要なものは何でしょう。

 


ヒントは、違和感です。

 


〜心地よくなる要素〜

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あなたは、心地よいというと、どのようなものを思い浮かべますか?

 


私は、心地よいと聞いて楕円形が頭に浮かんできました。

 

 

急に画像です!

急ですが、ぜひ見ていただきたいです。

 


さて、この画像の中で、あなたが心地よいと感じるものはどれですか?

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①と②では、②。

②と③では、③。

ではないでしょうか?

 


①よりも②、②よりも③が心地よく感じるはずです。

 


ここに心地よさの秘訣があります。

それは、曲線です。


同時に、心地よさをつくるために必要なものは曲線なのです。

 


〜なぜ曲線が心地よいのか〜

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曲線は直線よりも、私たちに心地よいと感じさせる力を持っています。

 


よく見るデザインのどこでも直線は見つけられますよね。

しかし、心地よさを作り出すのは曲線の方が有力です。

 

 

直線は人の手によって作られたもの。

いわゆる人工的なものです。

 

反対に、曲線は自然の中で作られる形です。

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草原や森の中で、海や川の中で。

自然の中で見るあらゆるものには、厳密にいうと直線はありません。

 


偶然まっすぐした形となったものもあるかもしれませんが、厳密にはまっすぐしたものはありません。


自然の力によって作られたものは、少し曲がっていたり、弧を描いていたりと何かしら曲がっている部分を見つけられるでしょう。


そのため、あなたも私も、人は直線と比べて曲線を心地よいと感じるのです。

 


曲線は、まわりの風景や様子に溶け込みやすく違和感を作りにくく、心地よく感じるのです。

 


したがって、心地よいデザインを作りたときには、曲線を入れるとお客さんに心地よさを感じてもらえるデザインに仕上げられます。

 


〜曲線と直線を使い分ける〜

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少し前の記事では、違和感で見る人の注意を惹きつけるというお話をさせていただきましたが、今回はその反対の内容になります。

違和感についての記事はこちらから▼

https://design-no-kagakusiki.hatenablog.jp/entry/2019/07/26/235915

 

 

違和感を作らず、お客さんに心地よい気持ちで見てもらいたいときは、自然界にあるような曲線をデザインに含めましょう。

曲線によって、自然的なデザインになります。


例えば、飾るようなデザインや落ち着いた場所に設置される広告におすすめです。

 

 

反対に、お客さんへ違和感を与えて注目を集めたいときには直線などを多く使いましょう。

より人工的なデザインになり、一層お客さんの目線を捉えることができるでしょう。


例えば、電車の中の広告や通りすがりで見られる広告(壁貼りなど)におすすめです。

 

 

〜まとめ〜

心地よいデザインのポイントは曲線

 

 

 

 

 

 

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抹本

カッコいいだけじゃモテない

カッコいい。

ただ、モテるとは限りません。

★今回は、デザイン設計のお話★

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どれほどおもしろいデザインでも、内容が伝わらなければ「おもしろい」だけで終わってしまいます。

 


「おもしろい」とだけ伝わればよい場合もあると思いますが、たいていの場合、売上アップや販売促進を目的に作られるデザインには、なにか情報を伝える目的があるはずです。

 


そのようなとき、デザインを作る前にしておくことでスムーズに制作が進む秘訣が「設計」です。

 

内容を生かすも殺すも、設計次第。

カッコイイ見た目だけでは、モテないのです。

 

事前に設計をしておけば、こっちがいいかな、、、いやこの方がいいはずだ、、、

などデザインを組みながら悩むことも少なくなり、時短にもつながるでしょう。

 

 

〜おすすめしたい設計の仕方〜

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設計は、かんたんに行うものから細かく行うものまで伝える内容や分野で変わってきます。

 


比較的文字が少ないポスターや看板。

反対に、文字が多めの雑誌や雑誌型のチラシ、webページ。

 

場合によって少々設計の密度も変わりますが、今回は文字の多い場合を想定して一番サラッとできる設計をお伝えしたいと思います。

 

 


今回お伝えしたいのは、設計といってもすごくシンプル!

写真の位置決めと文字組みです。

 

 

文字組みの中の写真の位置に注意するだけです。

 


どのような注意かというと、横書きの場合、写真は左下と右上に配置しましょうというもの。

 

文字組みの中でうまく収まるサイズの写真であればあまり問題はありませんが、大きな写真を使うときには、特に覚えておいていただきたいことです。

 

 

その理由は、2つあります。

 

理由①

写真がお客さん(読者)の視点の動きを、さえぎらないようにするため。

 

 

視点をさえぎれば、わかりにくいレイアウトになります。

わかりにくいレイアウトになれば、お客さんの読む気が失われます。


そうすれば、お客さんの中でわくわくした気持ちも生まれにくくなるでしょう。


せっかく内容を見てもらえるチャンスなのに、離脱されてしまう...

 

 

最終的には、意図した情報が伝わらないままデザインが消費され、利益を生まず経費ばかりをくう制作物として終わってしまいかねせん。

 

 

あなたが生み出すデザイン。

きっと丹精込めて、考え抜いて作ったものですよね。

それなら、なおさらそのようなことになってほしくないなと思います。

 

どうせなら、少しでもプラスに働くツールを生み出し、役立ててもらいたいですよね。

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理由②

横書きの場合、左下と右上という位置は、一番注目してもらいにくい位置だからです。

 


最小の注目しか浴びない位置に大切なメッセージを残しても伝わりにくい。

見てくれる人はいても、やはり伝えたいことはできるだけ多くの人へと行き渡ってほしいですよね。

 


その代わりに、イメージ写真を左下や右上への配慮がおすすめです。

 

 

この位置に写真を入れておくことで、読者の視点の動きをさえぎりにくいレイアウトになります。

 


また、写真は文字情報と比べて、より読み手を引きつけるものです。

読み手の興味を引くツールなのです。

 


つまり、写真であればデッドスペースに配置したとしても、文字情報よりも見てもらえる可能性が高まります。

(特に見てほしい重要な写真の場合は別で、目立つ場所に配置する必要があります)

 


写真を左下と右上に配置することで、文字情報のイメージを膨らませるツールとして写真をちらりと見てもらいながらも

 


読者の視点の流れを邪魔することなく全体的にバランスのとれたレイアウトへと仕上げることができるのです。

 

 

〜この方法には注意〜

最後によくあるレイアウですが、あまりおすすめできないものをご紹介しましょう。

 


それは、

(1)何の区切り(見出しや小見出し)もないような文章の途中に大きな写真を配置する

(2)いくつか列や段のある文字情報のど真ん中に写真を配置する

 


です。

 


(1)について

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(赤い矢印が視点の動きです)

これをしてしまうと、見た目はカッコイイかもしれませんが、その先の文章は読まれなくなることが多いです。

 

 

(2)について

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(赤い矢印が視点の動きです)

写真がドーンと真ん中にあることで、視線が分散しやすくなり、集中して読んでもらえない可能性があります。

また、読みにくさも感じさせてしまうことが多いです。

 

 


シンプルですが、写真の位置と文字組みは、配置で情報を生かすも殺すこともできるので、あなどれません。

 

 


お客さんの視線を流れる川のように誘導できるかできないかで、先を読んでもらえるかもらえないか、買ってもらえるかもらえないかに関わってきます。

 

 

デザインを考える前に、5分でよいので、ぜひ写真や文字の位置を決める方法を試してみてくださいね。

 

 

〜まとめ〜

・デザインの前に設計をする

・横書きでは左下と右上が一番注目されにくい

・写真は読み手を惹きつける

・視点の流れをさえぎらないレイアウトにする

 

 

 

 


✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎

デザインを科学しつくりあげ、ムダになりそうなものへ新しい価値と売上を。

 

 


#レイアウト

#デザイン設計

#イラスト

#文字と情報

#写真とイラスト

#デッドスペース

#評価するデザイン

#デザインで付加価値をつける

#売上を上げる

 

 

 

この内容は、あくまで個人の経験や学習によるものですので、すぐに売り上げが上がる確実な方法などとは捉えず、こんな考え方や方法もあるという目で読んでいただけると幸いです。

 

 

 

抹本

 

設計は、かんたんに行うものから細かく行うものまで伝える内容や分野で変わってきます。

 


比較的文字が少ないポスターや看板。

反対に、文字が多めの雑誌や雑誌型のチラシ、webページ。

 

場合によって少々設計の密度も変わりますが、今回は文字の多い場合を想定して一番サラッとできる設計をお伝えしたいと思います。

 

 


今回お伝えしたいのは、設計といってもすごくシンプル!

写真の位置決めと文字組みです。

 

 

文字組みの中の写真の位置に注意するだけです。

 


どのような注意かというと、横書きの場合、写真は左下と右上に配置しましょうというもの。

 

 

文字組みの中でうまく収まるサイズの写真であればあまり問題はありませんが、大きな写真を使うときには、特に覚えておいていただきたいことです。

 

 

その理由は、2つあります。

 

理由①

写真がお客さん(読者)の視点の動きを、さえぎらないようにするため。

 

 

視点をさえぎれば、わかりにくいレイアウトになります。

わかりにくいレイアウトになれば、お客さんの読む気が失われます。

 


そうすれば、お客さんの中でわくわくした気持ちも生まれにくくなるでしょう。

 


せっかく内容を見てもらえるチャンスなのに、離脱されてしまう...

 

 

最終的には、意図した情報が伝わらないままデザインが消費され、利益を生まず経費ばかりをくう制作物として終わってしまいかねせん。

 

 

あなたが生み出すデザイン。

きっと丹精込めて、考え抜いて作ったものですよね。

それなら、なおさらそのようなことになってほしくないなと思います。

 

どうせなら、少しでもプラスに働くツールを生み出し、役立ててもらいたいですよね。

 

 


理由②

横書きの場合、左下と右上という位置は、一番注目してもらいにくい位置だからです。

 


最小の注目しか浴びない位置に大切なメッセージを残しても伝わりにくい。

見てくれる人はいても、やはり伝えたいことはできるだけ多くの人へと行き渡ってほしいですよね。

 


その代わりに、イメージ写真を左下や右上への配慮がおすすめです。

 

 

この位置に写真を入れておくことで、読者の視点の動きをさえぎりにくいレイアウトになります。

 


また、写真は文字情報と比べて、より読み手を引きつけるものです。

読み手の興味を引くツールなのです。

 


つまり、写真であればデッドスペースに配置したとしても、文字情報よりも見てもらえる可能性が高まります。

(特に見てほしい重要な写真の場合は別で、目立つ場所に配置する必要があります)

 


写真を左下と右上に配置することで、文字情報のイメージを膨らませるツールとして写真をちらりと見てもらいながらも

 


読者の視点の流れを邪魔することなく全体的にバランスのとれたレイアウトへと仕上げることができるのです。

 

 

〜この方法には注意〜

最後によくあるレイアウトですがあまりおすすめできないものをご紹介しましょう。

 

 


それは、

(1)何の区切り(見出しや小見出し)もないような文章の途中に大きな写真を配置する

(2)いくつか列や段のある文字情報のど真ん中に写真を配置する

 


です。

 


(1)について

これをしてしまうと、見た目はカッコイイかもしれませんが、その先の文章は読まれなくなることが多いです。

 

 

(2)について

写真がドーンと真ん中にあることで、視線が分散しやすくなり、集中して読んでもらえない可能性があります。

また、読みにくさも感じさせてしまうことが多いです。

 

 

 


シンプルですが、写真の位置と文字組みは、配置で情報を生かすも殺すこともできるので、あなどれません。

 

 


お客さんの視線を流れる川のように誘導できるかできないかで、先を読んでもらえるかもらえないか、買ってもらえるかもらえないかに関わってきます。

 

 

デザインを考える前に、5分でよいので、ぜひ写真や文字の位置を決める方法を試してみてくださいね。

 

 

〜まとめ〜

・デザインの前に設計をする

・横書きでは左下と右上が一番注目されにくい

・写真は読み手を惹きつける

・視点の流れをさえぎらないレイアウトにする

 

 

 

 


✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎

デザインを科学しつくりあげ、ムダになりそうなものへ新しい価値と売上を。

 

 


#レイアウト

#デザイン設計

#イラスト

#文字と情報

#写真とイラスト

#デッドスペース

#評価するデザイン

#デザインで付加価値をつける

#売上を上げる

 

 

 

この内容は、あくまで個人の経験や学習によるものですので、すぐに売り上げが上がる確実な方法などとは捉えず、こんな考え方や方法もあるという目で読んでいただけると幸いです。

 

 

 

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