心地よいデザインをつくる


★今回は、心地よくなるデザインのお話★

 


心地よさを作るために必要なものは何でしょう。

 


ヒントは、違和感です。

 


〜心地よくなる要素〜

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あなたは、心地よいというと、どのようなものを思い浮かべますか?

 


私は、心地よいと聞いて楕円形が頭に浮かんできました。

 

 

急に画像です!

急ですが、ぜひ見ていただきたいです。

 


さて、この画像の中で、あなたが心地よいと感じるものはどれですか?

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①と②では、②。

②と③では、③。

ではないでしょうか?

 


①よりも②、②よりも③が心地よく感じるはずです。

 


ここに心地よさの秘訣があります。

それは、曲線です。


同時に、心地よさをつくるために必要なものは曲線なのです。

 


〜なぜ曲線が心地よいのか〜

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曲線は直線よりも、私たちに心地よいと感じさせる力を持っています。

 


よく見るデザインのどこでも直線は見つけられますよね。

しかし、心地よさを作り出すのは曲線の方が有力です。

 

 

直線は人の手によって作られたもの。

いわゆる人工的なものです。

 

反対に、曲線は自然の中で作られる形です。

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草原や森の中で、海や川の中で。

自然の中で見るあらゆるものには、厳密にいうと直線はありません。

 


偶然まっすぐした形となったものもあるかもしれませんが、厳密にはまっすぐしたものはありません。


自然の力によって作られたものは、少し曲がっていたり、弧を描いていたりと何かしら曲がっている部分を見つけられるでしょう。


そのため、あなたも私も、人は直線と比べて曲線を心地よいと感じるのです。

 


曲線は、まわりの風景や様子に溶け込みやすく違和感を作りにくく、心地よく感じるのです。

 


したがって、心地よいデザインを作りたときには、曲線を入れるとお客さんに心地よさを感じてもらえるデザインに仕上げられます。

 


〜曲線と直線を使い分ける〜

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少し前の記事では、違和感で見る人の注意を惹きつけるというお話をさせていただきましたが、今回はその反対の内容になります。

違和感についての記事はこちらから▼

https://design-no-kagakusiki.hatenablog.jp/entry/2019/07/26/235915

 

 

違和感を作らず、お客さんに心地よい気持ちで見てもらいたいときは、自然界にあるような曲線をデザインに含めましょう。

曲線によって、自然的なデザインになります。


例えば、飾るようなデザインや落ち着いた場所に設置される広告におすすめです。

 

 

反対に、お客さんへ違和感を与えて注目を集めたいときには直線などを多く使いましょう。

より人工的なデザインになり、一層お客さんの目線を捉えることができるでしょう。


例えば、電車の中の広告や通りすがりで見られる広告(壁貼りなど)におすすめです。

 

 

〜まとめ〜

心地よいデザインのポイントは曲線

 

 

 

 

 

 

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デザインを科学しつくりあげ、ムダになりそうなものへ新しい価値と売上を。

 


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この内容は、あくまで個人の経験や学習によるものですので、すぐに売り上げが上がる確実な方法などとは捉えず、こんな考え方や方法もあるという目で読んでいただけると幸いです。

 

 

 

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