見て妄想する力
★今回は、ある言葉についてのお話★
先日、ある絵本の原画展覧会に行きました。
絵本の原画だけに、かわいらしくて、繊細で、まとまりのあるものでした。
自分のスキルや表現力と比べてとても悔しい気持ちになりました。
それと同時にこんな表現もありなんだと心打たれて、目が潤んだ瞬間もありました。
とても実りの多い展覧会に出会うことができた幸せな日。
その中で、ハッと!なった言葉がありましたので、共有させていただきます。
お客さんの心だけでなくあなた自身の心の中にもいい意味で衝撃を与えられるデザイを成すためのヒントにしていただけると嬉しいです。
その言葉は▼
「見るもの全てに物語をみつける」
(この写真にはどのようなエピソードが思い浮かぶでしょう?)
私は以前、物語を感じられるデザインは、より人を引き込み、より注目を集めるものになるというお話をさせていただきました。
※記事の内容はこちら▼
https://design-no-kagakusiki.hatenablog.jp/entry/2019/07/16
ただ、その物語を感じさせるデザインとは、関連性のある素材を配置するだけでなく、もっとデザインによる表現力が必要なのだと改めて考えさせられました。
単純に、イラスト素材や画像などを並べることは誰にでもできます。
そして、そうやって完成したデザインはなんとなく一般的ですよね。
よく見かけるような、似たようなデザインはお客さんも見慣れていて、見た人から親近感は感じてもらいやすくなるでしょう。
ただ、よい意味での衝撃を与える域には達しにくいですよね。
見た人の中に衝撃を作り出すためには、あなたの演出力が必要です。
あなただからこそ演出できる魅力は、素材をどのように切り抜き、どのように混ぜていくか、どのような要素として使うか(単体で使うのか何かの一部として使うのか)によって作られます。
もっと言うと
商品の魅力は、商品のもつ物語を、あなたがどれくらいデザインに語らせることができるかにかかっているということです。
商品の魅力を高めるためにはあなたの演出方法が重要なカギとなります。
デザインで、そこに何か動きがあるように感じてもらえるような働きかけをできる力が必要です。
そして、それは毎日の訓練によって磨けるものでもあります。
そしてそして、訓練のひとつとして「見たもの全てに物語をみつける」をすることで、想像力が磨かれ、表現力と演出力アップにつながるでしょう。
(ある意味、童心に返った楽しい妄想ですね)
ぜひ一緒により高い表現力をつけていきましょう!!
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デザインを科学しつくりあげ、ムダになりそうなものへ新しい価値と売上を。
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この内容は、あくまで個人の経験や学習によるものですので、すぐに売り上げが上がる確実な方法などとは捉えず、こんな考え方や方法もあるという目で読んでいただけると幸いです。
抹本