カッコいいだけじゃモテない
カッコいい。
ただ、モテるとは限りません。
★今回は、デザイン設計のお話★
どれほどおもしろいデザインでも、内容が伝わらなければ「おもしろい」だけで終わってしまいます。
「おもしろい」とだけ伝わればよい場合もあると思いますが、たいていの場合、売上アップや販売促進を目的に作られるデザインには、なにか情報を伝える目的があるはずです。
そのようなとき、デザインを作る前にしておくことでスムーズに制作が進む秘訣が「設計」です。
内容を生かすも殺すも、設計次第。
カッコイイ見た目だけでは、モテないのです。
事前に設計をしておけば、こっちがいいかな、、、いやこの方がいいはずだ、、、
などデザインを組みながら悩むことも少なくなり、時短にもつながるでしょう。
〜おすすめしたい設計の仕方〜
設計は、かんたんに行うものから細かく行うものまで伝える内容や分野で変わってきます。
比較的文字が少ないポスターや看板。
反対に、文字が多めの雑誌や雑誌型のチラシ、webページ。
場合によって少々設計の密度も変わりますが、今回は文字の多い場合を想定して一番サラッとできる設計をお伝えしたいと思います。
今回お伝えしたいのは、設計といってもすごくシンプル!
写真の位置決めと文字組みです。
文字組みの中の写真の位置に注意するだけです。
どのような注意かというと、横書きの場合、写真は左下と右上に配置しましょうというもの。
文字組みの中でうまく収まるサイズの写真であればあまり問題はありませんが、大きな写真を使うときには、特に覚えておいていただきたいことです。
その理由は、2つあります。
理由①
写真がお客さん(読者)の視点の動きを、さえぎらないようにするため。
視点をさえぎれば、わかりにくいレイアウトになります。
わかりにくいレイアウトになれば、お客さんの読む気が失われます。
そうすれば、お客さんの中でわくわくした気持ちも生まれにくくなるでしょう。
せっかく内容を見てもらえるチャンスなのに、離脱されてしまう...
最終的には、意図した情報が伝わらないままデザインが消費され、利益を生まず経費ばかりをくう制作物として終わってしまいかねせん。
あなたが生み出すデザイン。
きっと丹精込めて、考え抜いて作ったものですよね。
それなら、なおさらそのようなことになってほしくないなと思います。
どうせなら、少しでもプラスに働くツールを生み出し、役立ててもらいたいですよね。
理由②
横書きの場合、左下と右上という位置は、一番注目してもらいにくい位置だからです。
最小の注目しか浴びない位置に大切なメッセージを残しても伝わりにくい。
見てくれる人はいても、やはり伝えたいことはできるだけ多くの人へと行き渡ってほしいですよね。
その代わりに、イメージ写真を左下や右上への配慮がおすすめです。
この位置に写真を入れておくことで、読者の視点の動きをさえぎりにくいレイアウトになります。
また、写真は文字情報と比べて、より読み手を引きつけるものです。
読み手の興味を引くツールなのです。
つまり、写真であればデッドスペースに配置したとしても、文字情報よりも見てもらえる可能性が高まります。
(特に見てほしい重要な写真の場合は別で、目立つ場所に配置する必要があります)
写真を左下と右上に配置することで、文字情報のイメージを膨らませるツールとして写真をちらりと見てもらいながらも
読者の視点の流れを邪魔することなく全体的にバランスのとれたレイアウトへと仕上げることができるのです。
〜この方法には注意〜
最後によくあるレイアウですが、あまりおすすめできないものをご紹介しましょう。
それは、
(1)何の区切り(見出しや小見出し)もないような文章の途中に大きな写真を配置する
(2)いくつか列や段のある文字情報のど真ん中に写真を配置する
です。
(1)について
(赤い矢印が視点の動きです)
これをしてしまうと、見た目はカッコイイかもしれませんが、その先の文章は読まれなくなることが多いです。
(2)について
(赤い矢印が視点の動きです)
写真がドーンと真ん中にあることで、視線が分散しやすくなり、集中して読んでもらえない可能性があります。
また、読みにくさも感じさせてしまうことが多いです。
シンプルですが、写真の位置と文字組みは、配置で情報を生かすも殺すこともできるので、あなどれません。
お客さんの視線を流れる川のように誘導できるかできないかで、先を読んでもらえるかもらえないか、買ってもらえるかもらえないかに関わってきます。
デザインを考える前に、5分でよいので、ぜひ写真や文字の位置を決める方法を試してみてくださいね。
〜まとめ〜
・デザインの前に設計をする
・横書きでは左下と右上が一番注目されにくい
・写真は読み手を惹きつける
・視点の流れをさえぎらないレイアウトにする
✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎
デザインを科学しつくりあげ、ムダになりそうなものへ新しい価値と売上を。
#レイアウト
#デザイン設計
#イラスト
#文字と情報
#写真とイラスト
#デッドスペース
#評価するデザイン
#デザインで付加価値をつける
#売上を上げる
この内容は、あくまで個人の経験や学習によるものですので、すぐに売り上げが上がる確実な方法などとは捉えず、こんな考え方や方法もあるという目で読んでいただけると幸いです。
抹本
設計は、かんたんに行うものから細かく行うものまで伝える内容や分野で変わってきます。
比較的文字が少ないポスターや看板。
反対に、文字が多めの雑誌や雑誌型のチラシ、webページ。
場合によって少々設計の密度も変わりますが、今回は文字の多い場合を想定して一番サラッとできる設計をお伝えしたいと思います。
今回お伝えしたいのは、設計といってもすごくシンプル!
写真の位置決めと文字組みです。
文字組みの中の写真の位置に注意するだけです。
どのような注意かというと、横書きの場合、写真は左下と右上に配置しましょうというもの。
文字組みの中でうまく収まるサイズの写真であればあまり問題はありませんが、大きな写真を使うときには、特に覚えておいていただきたいことです。
その理由は、2つあります。
理由①
写真がお客さん(読者)の視点の動きを、さえぎらないようにするため。
視点をさえぎれば、わかりにくいレイアウトになります。
わかりにくいレイアウトになれば、お客さんの読む気が失われます。
そうすれば、お客さんの中でわくわくした気持ちも生まれにくくなるでしょう。
せっかく内容を見てもらえるチャンスなのに、離脱されてしまう...
最終的には、意図した情報が伝わらないままデザインが消費され、利益を生まず経費ばかりをくう制作物として終わってしまいかねせん。
あなたが生み出すデザイン。
きっと丹精込めて、考え抜いて作ったものですよね。
それなら、なおさらそのようなことになってほしくないなと思います。
どうせなら、少しでもプラスに働くツールを生み出し、役立ててもらいたいですよね。
理由②
横書きの場合、左下と右上という位置は、一番注目してもらいにくい位置だからです。
最小の注目しか浴びない位置に大切なメッセージを残しても伝わりにくい。
見てくれる人はいても、やはり伝えたいことはできるだけ多くの人へと行き渡ってほしいですよね。
その代わりに、イメージ写真を左下や右上への配慮がおすすめです。
この位置に写真を入れておくことで、読者の視点の動きをさえぎりにくいレイアウトになります。
また、写真は文字情報と比べて、より読み手を引きつけるものです。
読み手の興味を引くツールなのです。
つまり、写真であればデッドスペースに配置したとしても、文字情報よりも見てもらえる可能性が高まります。
(特に見てほしい重要な写真の場合は別で、目立つ場所に配置する必要があります)
写真を左下と右上に配置することで、文字情報のイメージを膨らませるツールとして写真をちらりと見てもらいながらも
読者の視点の流れを邪魔することなく全体的にバランスのとれたレイアウトへと仕上げることができるのです。
〜この方法には注意〜
最後によくあるレイアウトですがあまりおすすめできないものをご紹介しましょう。
それは、
(1)何の区切り(見出しや小見出し)もないような文章の途中に大きな写真を配置する
(2)いくつか列や段のある文字情報のど真ん中に写真を配置する
です。
(1)について
これをしてしまうと、見た目はカッコイイかもしれませんが、その先の文章は読まれなくなることが多いです。
(2)について
写真がドーンと真ん中にあることで、視線が分散しやすくなり、集中して読んでもらえない可能性があります。
また、読みにくさも感じさせてしまうことが多いです。
シンプルですが、写真の位置と文字組みは、配置で情報を生かすも殺すこともできるので、あなどれません。
お客さんの視線を流れる川のように誘導できるかできないかで、先を読んでもらえるかもらえないか、買ってもらえるかもらえないかに関わってきます。
デザインを考える前に、5分でよいので、ぜひ写真や文字の位置を決める方法を試してみてくださいね。
〜まとめ〜
・デザインの前に設計をする
・横書きでは左下と右上が一番注目されにくい
・写真は読み手を惹きつける
・視点の流れをさえぎらないレイアウトにする
✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎
デザインを科学しつくりあげ、ムダになりそうなものへ新しい価値と売上を。
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この内容は、あくまで個人の経験や学習によるものですので、すぐに売り上げが上がる確実な方法などとは捉えず、こんな考え方や方法もあるという目で読んでいただけると幸いです。
抹本