男性脳と女性脳のタイプデザイン

 

あなたは、ターゲットが男性の場合と女性の場合で、デザインをどのように変えていますか?

 

男性のタイプや女性のタイプによって変えていますか?

 

★今回は、男性脳と女性脳のお話★

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デザインでどのような工夫をすればターゲットにささりやすくなるのでしょうか。


それを考えるためには、まずはターゲットとなる相手を理解する必要があります。


特に性別による特徴は大きなものですよね。

男性に向けたデザインと女性に向けたデザインではどのように変えれば効果的なのでしょう。


男性脳と女性脳〜

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男性と女性では、感じ方や考え方が異なります。

脳科学の研究からは、男性と女性では生まれつき認識において違いがあるとされています。

 


男性脳」「女性脳」という言葉は耳にしたことがありますか?


男性の脳と女性の脳では、そもそも同じ物事であってもそれに対して抱くものは変わります。

 

違いの中でも特に大きく異なるというのが、興味をもつものです。

 


男性は物に対する対物志向がより強く、女性は人に対する対人志向がより強いと言われています。

 


具体的な例を挙げると、カフェでPCを使って仕事をしている女性がいたとします。

それをみたとき、男性の場合はPCに注意がいきやすく、女性の場合は仕事を進めている人の表情や仕草に注意がいきやすくなるといった具合です。

 

このように男性脳と女性脳では違いがあります。

 

この違いは、脳科学の観点からは

男性=目的脳

女性=共感脳

と言われていて


男性は、物事を論理的に考えることが得意で、目的達成や問題を解決できるかどうかに対して注目しやすいとされています。


そして女性は、人の表情や言葉や声のトーンなどのニュアンスを敏感に感じとることが得意で、相手の様子や感情に注目しやすいとされています。

 


〜男女の購買行動の違いに注目〜

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ここまでのお話に加えて、ここからは上品の購入についてみていきましょう!

 


男女で購入の傾向が結構違うので、覚えておくと今後のデザインを考えるときに便利な引き出しになると思いますよ!

 

 

さて、ここからが今回お伝えしたいことで特に重要な内容です。

 

男女の購買行動に関する研究では、商品を買うと決めるとき、男性は自分の目的達成や問題解決、自分にとって役立つものを買おうとする傾向が強くでます

 


一方、女性は自分の人間関係や交流などが購入の判断に大きく影響されてくるのです。

 


よくよく自分のことや友人のことを考えると、当たっている気がします。

お土産を買うときとか、洋服を買うときとか...

 


お土産のお菓子ををひとつ買うにしても、恥ずかしながら、それを渡した相手にどんな気持ちになってほしいかとかどんな風に思ってほしいとか考えてしまいます。


反対に、男性の友達は、お土産を買って渡すことに大きな意味を感じているように思うことがあります。

食べやすさや味ももちろん気にしていますが、お土産をゲットして渡すということへの意識が一番強いように感じることがあります。

 


どちらが良い悪いとかというお話ではなく、脳の特徴として、確かに男女で違いがあるなと思うのです。

 


あなたはどうですか?

 


男性脳と女性脳をデザインで活用〜

うえのお話で、

・男性と女性とでは感じ方や考え方が違う

・何に対して気持ちの天秤が動くのか


ということを少しお分かりいただけたのではないでしょうか。

少しでも、「違うんだな!」と感じでいただけていたら私は嬉しいです!

 

続いて、男女でこのような特徴があるのなら、それをデザインで使って売り上げにつなげられると思うのです。

 

 

男性は、目的達成や問題解決に注目しやすく、役立つかどうかを考慮する傾向がある。


女性は、相手の心の動きに注目しやすく、買うときは人間関係を考慮する傾向がある。

 


これを利用しましょう!

どのようにするかというと、

 


男性がターゲットの商品では、その商品の便利な特徴やタイプなどをアピールし、男性のお客さんの問題解決につながる内容を強く押し出してみてください。

 


例えば、電気シェーバーなら、

刃のことや滑らかさ、ラクな機能など、男性が抱えて困っていそうな内容に対してアプローチしてみるのです。

 

 

 

女性がターゲットの商品では、女性のお客さんに共感してもらえる内容や人との関係に関連したことを強く押し出してみてください。

 

 

 

例えば、口紅のリップグロスなら、

赤すぎないか、目立ちすぎないか、流行に沿っているか、色に対する他人からの印象はどうか。

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共感してもらうためには、お客さんが気にしていそうな悩みなどの会話やフレーズを入れてもよいでしょう。

 


コーヒーカップに口をつけても、カップが真っ赤にならないとか、先輩からいい色だと言われたとか...

 


出来事のワンシーンのような場面的なポスターもおすすめです。

 


このように、男女でターゲットが分かれる場合は、特に男性脳と女性脳の傾向を

うまく活用したデザイン内容にすればターゲットであるお客さんに届きやすく購入してもらいやすいものになるでしょう。

 

 

〜まとめ〜

男性脳と女性脳を考慮したデザイン内容にする

・男性(男性脳)へは、目的達成や問題解決、役立つかどうかを強調したデザイン内容にするのがおすすめ

・女性(女性脳)へは、対人関係や感情を表すようなデザイン内容にするのがおすすめ

 

 

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デザインを科学しつくりあげ、ムダになりそうなものへ新しい価値と売上を。

 


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この内容は、あくまで個人の経験や学習によるものですので、すぐに売り上げが上がる確実な方法などとは捉えず、こんな考え方や方法もあるという目で読んでいただけると幸いです。

 

 

 

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