っぽくない=気になる存在
★今回は、主にパッケージのお話★
パッケージでは、◯◯っぽくないデザインや形の方がお客さんの心に響くときがあります。
それは、特に贈答用の商品。
〜ぽくないパッケージは気になる存在〜
パッケージに対して、お客さんがより慎重になる時など、変わり種があるとついつい気になってしまうものです。
商品の陳列から考えてもそうです。
陳列される商品は、だいたいカテゴリーなどで分類されて並べられますよね。
例えばコーヒーならコーヒー豆やドリップコーヒー、インスタントコーヒーといった具合です。
同じカテゴリーのものが並べは、◯◯ぽいパッケージも並びますね。
しかし、その中で◯◯ぽくないものがひとつあれば、お客さんの目に留まりやすく、お客さんの「気になる商品」の中に入る可能性も高まります。
さらに、それが贈答用ともなれば、良い意味で普通ではなく変化あるものの方が選ばれやすくもなるでしょう。
(お客さんが贈る相手にもよりますが)
特に、贈答では見栄を張りたくなるものです。
商品内容がよくても、パッケージが気に入らないものであったりチープさを感じてしまったりすると選ばれにくいです。
一般的によく見る◯◯ぽいデザインとは少し違って、ぽくないデザインには一層目がいくものです。
そして、強い特別感を醸し出すことができるのです。
個人的な感覚では、高級な商品やこだわって作られているような商品にぽくないパッケージが多い気がします。
〜ぽくないデザインをご紹介〜
ぽくないデザインは、身近なところで意外と多く出会えます。
これからいくつか私がみつけたぽくないデザインをご紹介していきますので、よろしければご覧ください。
※あまりぽくなさすぎてもよくないかと思って、50%くらいぽくないデザインを選んでみましたので、ご了承ください。
★スープ★
コーンスープやコンソメスープのパッケージです。
よく目にするのは、やはり箱入りだったりレトルトのようなパッケージだと思います。
しかし、こちらは缶にシンプルなデザインを加えて、高級感も演出されています。
ガッツリと、「これはスープです!」と主張しているわけではありませんが、大きな存在感を感じます。
実際に店頭で存在感大でした。
★スパークリングワイン★
スープの缶つながりで、こちらはワインの缶です。
サワーなどを含むお酒の缶はたくさんみたことがありますよね。
また、その中にはワイン系サワーもあります。
それを考えると缶ということはあまり珍しいものではないですが、この缶の幅が魅力的です。
通常の缶より細身で、◯ッドブルーの缶程のサイズでした。
横に並ぶ缶は通常の350ml程のサイズの缶だったので、そこに並ぶ細長い形にサッと目が向きました。
(デザインは、種類で色を変えておりシリーズだということが一目でわかるので、お客さんの思考を「そのシリーズの中でどれにするか」に切り替えてもらいやすくもあるパッケージ)
★ティーバッグ★
ティーバッグが正方形や四角柱のような箱パッケージに入ったものはよく見かけますよね。
しかし、今回ご紹介したいこちらのティーバッグば、本の形。
本の形の中でこのように段階的に収納されているので、取り出しやすさもあります。
パッケージを「開ける」ではなく「開く」というそれっぽくないパッケージ。
★カレールー★
よく目にするカレールーの多くは、箱に入っているものだと思います。
しかし、このルーは、箱に入っていないどころか、中身も少し見えるため、お客さんの興味を一層ひく形となっていますね。
パッケージの形や素材はもちろんのこと、カレールーで中身を確認できるパッケージはなかなか珍しいのではないでしょうか。
★コーヒー★
箱型コーヒーはたくさん見かけますが、普段よく目にするマグカップに入ったコーヒーのパッケージとは大きく違います。
マグカップに入れたコーヒーのイラストや写真・画像はもちろんお客さんの飲みたい気持ちやお客さん自身が飲むイメージを想像してもらうのにおすすめしたい方法です。
ただ、反対にそのような具合の同じようなパッケージが並ぶ中で、このようなお菓子が入っているような箱があれば目立ちますよね。
今回ご紹介したものは、食べ物ばかりでしたが、雑貨でも目をひくものはたくさんあります。
化粧箱のような形をしたパッケージの中に商品が入っていたり、パッケージの中に商品が入って絵ができたり...
ぜひ、贈り物系の商品やプチご褒美系の商品の場合は、ぽくないパッケージを検討してみてください。
また、日頃からあなたが購入した商品は、なぜそれを選んだのかよく思い出したり考えたりしてみることをおすすめします。
そうすれば、きっとパッケージデザインにおける発見がたくさんあるでしょう。
〜まとめ〜
・物によっては、ぽくないデザインを考える
・デザインが少しでも入ったパッケージの場合、あなたが選んだその商品の理由
を自分で振り返ってみる。
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デザインを科学しつくりあげ、ムダになりそうなものへ新しい価値と売上を。
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この内容は、あくまで個人の経験や学習によるものですので、すぐに売り上げが上がる確実な方法などとは捉えず、こんな考え方や方法もあるという目で読んでいただけると幸いです。
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