ドラマを生みたいときにはこの構成

 

伝えたい情報や重要な要素。

あなたはそれをどのように並べていますか?

 


★今回は、全体的な構成について★

 

 

〜ドラマを生む法則〜

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「3分の1の法則」を耳にしたことはあるでしょうか?

 


デザインをほどこす範囲を3分の1に分割して使うという方法です。

 


これによって美しい見ため、モノによってはドラマチックに魅せることができます。

 

 

 

まさに!内容の背景により奥行きを感じることができる方法なので、おすすめです。

 

 

 

〜3分の1の法則の進め方〜

▪️伝えたいことが複数の場合


方法はかんたん。

デザインを作る範囲全体(用紙の一部や全体、画面全体など)の垂直方向と水平方向にそれぞれ3等分して線を引きます。

 


そうすると、9つの長方形(または正方形)と4つの交点ができるはずです。

 


▼このようなかんじです

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そして、ここが大切!

伝えたい要素やその画像やそのデザインの中で重要な要素をできた交点に置くように配置しましょう。

 

▼ものすごく極端な例ですが、このようなイメージです

(わかりにくいイラストでしたらごめんなさい)

 

左上の交点に太陽、右上に雲、右下に山(富士山)を配置しています。

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▼こんな写真も構成がなされていました

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重要な要素が縦に長いものや横に長いものは、それぞれ3つに分けるために描いた線の垂直方向や水平方向の線と重ねるとさらに美しくより洗練された見た目になるといわれています。

 

よくSNSにアップするような食べ物の写真を撮るときも意識すると素敵な写真が撮れやすいです。

 

 

▪️伝えたいことがひとつの場合

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うえでは、「交点に合わせて」ということで伝えたい要素がいくつかある場合についてお話させていただきました。

 


それでは、伝えたいことがひとつの時は?

 

 

 

伝いたいことは

・今が買いドキ

・お店の自慢

・性能や味のよさ

など、いくつかある時の方が多いかもしれませんが、やはり

「これだけ伝えたい!」「一番訴えたいことだけを書きたい」ということもありますよね。

 

 

そのようなときは、残念ながら3分の1の法則は合いません。

その代わり、中央や中央の少し下くらいの位置に訴える要素を集めましょう。

 

 

これは、以前紹介させていただた記事とも関連する内容です。

人がものを見るとき、中央やその少し下に目が行きやすいという傾向もあてはまりますね。

▼詳しい内容はコチラから

https://design-no-kagakusiki.hatenablog.jp/entry/2019/07/15/最悪といわれる配置

(「最悪といわれる配置」の記事へ移動します)

 

 

 

いかがでしょうか?

とくにポスターやチラシなど広い範囲でデザインを組み立ていくデザインとに、よく検討される構図。

(モノによってはそこまで考えない場合もありますね)

 

 

伝えたいことをどう配置していいか、どう構成してよいか迷ったときに思い出していただけるように頭のすみっこに置いておいていただけると嬉しいです。

 

 

〜まとめ〜

・3分の1の法則で美しい構成を♪

・重要な要素が複数あるときは、3分の1の法則を使うのがおすすめ

・伝えたいことが1つで絞られているときは、中央や中央の少し下に配置するのがおすすめ

 

 


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この内容は、あくまで個人の経験や学習によるものですので、すぐに売り上げが上がる確実な方法などとは捉えず、こんな考え方や方法もあるという目で読んでいただけると幸いです。

 

 

 

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