科学的写真の使い方

 

★今回は、人の認識の視点からみた写真の選び方や使い方について★

 

まずは、簡単にまとめた結論からお伝えしますね。

 

お急ぎの方は、こちらで少しでも役立てていただけたら嬉しいです。

 

【結論】

・景色や建造物、景色の写真を選ぶなら、そこに写る建物や物などの並びから、見えないラインや形・方向性が見えるようなものを選ぶ。


・人物が写る写真は、写真の中の自分の目線を意識して選ぶ

 

 

★本文はここからスタート★

 

私は、最近特定のサイトにアップする記事に携わる仕事もさせていただいています。


そんな記事の中でもやはり画像が大切です。


記事全体を表すサムネイルとしての画像、文章の途中に入れる画像など。

 


やはり、画像はよく使うものです。

 


画像を入れるとそれがそのもののイメージそのものとなるので、


当たり前のことですが、内容の意図に合うものをきちんと選ぶ必要があります。

 

 

さて、あなたは、文字ばかりでイラストや写真のない記事と、イメージがある記事とでは、どちらが読みたくなりますか?


どちらの方が読み進めやすいでしょう?

 

 

きっとあなたを含めて多くの方が、イメージがある方が読みたくなる・読みやすいと返事してくださるのではないなと思います。


もちろん、人によって好みもありますし、一概にはいえないことでもあります。

 

しかし、やはりイメージがあると、それだけで読み進めやすくなりますね。

 

 

私は個人的に、イメージ画像に対して、箸休めのような効果を感じます。

 


ですから、中にはイメージ画像のない記事は読む気がせず、せっかく内容のあるものを完成させても、記事自体にさえ触れてもらてない可能性も大いにあるのです。

 


イメージは大切です。

 


では、どのように選べばより効果的なのでしょうか。


どのような使い方をすればよいのでしょうか。


今回は、風景や景色の写真と、人物写真とに分けてお話させていただきます。

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〜風景写真の選び方〜

建物や道路、自然など風景写真、いわゆる静物写真を使うなら、ぜひ、揃えられていると感じるものを選んでください。

 


もっとわかりやすくお伝えすると、建物など写っているものの中に見えない線や型を感じられるものを選んでくださいね。

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写真に写る建物や光の並びから、見えない線や型を感じませんか?


この見えない方向性があると、人は自然とそれに目を奪われてみてしまうのです。


これは、写真だけでなくデザイン全体のことでも言えます。


デザインを作る中で、素材を配置するときは、この見えない方向性が浮かび上がるように工夫して配置してみでください。


デザインも、方向性を感じられるものにできれば、写真と同じように人の目を奪うことに効果的になります。

 

 

〜人物写真の選び方〜

人物写真は、風景とは全く扱いが変わってきますよね。


まず、人の場合は風景よりも一層、著作権に気をつけなければなりませんし。

 


人が写る写真を選ぶときにはぜひ、写真の中に写る中心人物(ピントが合わせられている人)の目線に注意しましょう。


人は目の動きに対して特に敏感だからです。


写真の自分の目線がどこか特定の場所に向いていた場合、人はその目線の先を見てしまいます。


つまり、何かを伝えるポスターや画像、チラシなどで写真を使うなら、その中に写る主体人物の目線の先を利用すれば効果的なのです。

参考画像もぜひご覧ください↓

https://www.ryutsuu.biz/topix/mn6377.html

著作権の関係でURLを貼らせていただきました。リンク先は流通ニュースのページになっています。)

 

 

目線の先に、伝えたい言葉や内容を配置すると、ポスターの写真を見た人は、自然とその目線の先にあるものにより視線を向けてくれます。

 

 

〜まとめ〜

・景色や建造物、景色の写真を選ぶなら、そこに写る建物や物などの並びから、見えないラインや形・方向性が見えるようなものにする


・デザイン構成でも、見てない線など方向性を感じられるような配置にする


・人物が写る写真を選ぶなら、写真の中の自分の目線を意識して選ぶ


・目線の先に一番伝えたい言葉を配置する

 

 

 

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デザインを科学しつくりあげ、ムダになりそうなものへ新しい価値と売上を。

 

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この内容は、あくまで個人の経験や学習によるものですので、すぐに売り上げが上がる確実な方法などとは捉えず、こんな考え方や方法もあるという目で読んでいただけると幸いです。

 

 

抹本