ロゴ付けの本当の理由


★今回は、ロゴ入れのお話★

ロゴの形によっては、ここがこんな型でなかったらこの部分デザインしやすいのになということってありませんか?

 

ポスターにも、webのバナーにも、カードにも、どんなものをデザインするにもロゴはほとんどの場合必須となりますね。

 


野球やサッカーの試合を観ていると、グラウンドの囲いに、協賛している企業のロゴマークが所狭しと並んでいます。

 

小さなものから大きなものまで、デザイン制作には、ほとんどの場合ロゴが含まれているものです。

 

このロゴ、付けなかったらどうなるのでしょうか?

 


〜ロゴを置く意味〜

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デザインにロゴを入れる理由は普通に考えると、その会社を示すためといったところでしょうか。

 

 

ただ、実はそれだけではないのです。

もっと戦略的な意味があるのです。

 


詳しくお伝えする前に、まずはペプシとコーラで行われた実験についてお伝えしたいと思います。

 


あなたもご存知かもしれませんが、

被験者にペプシとコーラを目隠しをして飲んでもらいました。

その結果、ペプシへ美味しいという票が多く集まりました。

 


しかし、目隠しせずにペプシorコーラ、どちらを飲むか事前にわかる状態で被験者に飲んでもらうと、次はコーラへ美味しいとの票が多く集まりました。

 


しかも、それはペプシとコーラのラベルを張り替えた場合も同じ結果になったそうです。

 

 

この話からわかることは、ブランドを表すロゴマークは、単に会社やブランドを知らせるためだけではないということです。

 

ブランドの影響は、私たちの感覚を上回ってしまうほどのものだとも言えますね。

 

あなたの脳は、あなたがよく知っているブランドこそ好みます

 

それは、脳の働きをみるとわかりやすくでるようです。


知名度のある有名なブランドを示されると人の脳は、肯定的な感情や自己認識に関連する部分が活性化し、

その反対の場合では、否定的な感情に関連する部分が活性化するそうです。

 

 

〜本当の意味は〜

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ここまでお話させていただきましたが、少しロゴの意味を深めて考えてみましょう。

 


ロゴには、ブランドや企業を表す意味があります。

そして、それは制作物などの多くのものの中で含まれていて、それを見る人からすると見慣れるロゴもなりますね。

 

それらをひっくるめてお伝えすると、

デザインでロゴを入れることには大きく二つの意味があります。

 

 

1、ロゴを見慣れてもらうため

単純接触効果として、ロゴを何度も見てもらうだけで、はじめはそのロゴを知らずとも徐々に覚えてもらえて相手の中で「知っているもの・見慣れたもの」となることができます。

 

 

2、肯定的な反応をつくるため

見慣れたロゴや馴染みがあって知っているロゴは、それをみるだけで肯定的な反応が生まれやすくなります。


それが、先ほどご紹介したペプシとコーラのお話ですね。

 


このように、1のように種まきをし、2ののうにロゴの力を使う。


ロゴをデザインへ入れることは、実は本当に重要なことです。

のちのちの使い方によっては、売上にも関係してくることでしょう。

 

 

はじめの「ロゴを付けないとどうなるか?」の答えとして、のちのちの不利益につながりかねないといえますね。

 


ぜひロゴの重要性、お忘れなきを...

 


〜まとめ〜

ロゴは使い方によって感覚を超えるほどの力を発揮する。

 

 


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デザインを科学しつくりあげ、ムダになりそうなものへ新しい価値と売上を。

 


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この内容は、あくまで個人の経験や学習によるものですので、すぐに売り上げが上がる確実な方法などとは捉えず、こんな考え方や方法もあるという目で読んでいただけると幸いです。

 

 

 

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