あなたの「すべき」を疑う
★今回は「◯◯べきこと」ついて★
6月。
暑いと思えば少し涼しくなり、やっと過ごしやすくなったと思えばもう、梅雨入りも迫っています。
早いものですね。
さて、今回は、連れに先日の夜ピザで有名なお店へご飯へ連れて行ってもらったとき
おっ!と思ったことがあったので、ちょっとシェアさせていただきます。
ちなみにそのお店は、ランチでは並ぶことが必須、夜は予約なしではなかなかは入れないようなピザが人気のピッツェリアだと聞いています。
予約してくれた連れの名前を伝えて、席へ案内されました。
おっ!と思ったのは、その時です。
テーブルの上にはお皿と長方形のラッピング袋のようなクラフト系の袋が置いてありました。
袋にはお店のロゴのようなマークが押印されています。
何かが入っているようで、袋の口は閉じられていないこともあり、結構開いているのが分かるほど何かがかさばって入っているということがわかりました。
席に着いた瞬間、連れと二人で、なんだろう?とその袋の中を見ると、ナイフとフォークとお手拭きが入っていました。
そうです。テーブルで食事をするために必要なお匙とお手拭きが1セットに、ラッピング袋に入れて置かれていたのでした。
個人的には、今までお店で、このようなかんじで1セットにされたものを見たことがなかったので
おっ!と思ったのでした。
そして、お店がどのような接客でおもてなしてくれるのかとか、どのようなメニューがあるかなど
お店独自のものを発見したくて、ワクワクしました。
ラッピング袋に入った1セットから、これから過ごすお店でどうなるなよい想像を掻き立てることになったのです。
また、もっと効果的だなと思ったのが、近くのテーブルに座っていたお客さんがそのラッピング袋を持って帰ろうとしていたことです。
ラッピング袋には、お店のマークが押印されているので、そのラッピング袋を持って帰ってもらえば、お店のことを思い出す手がかりとなり得ます。
ある意味、ショップカードの役割に似たものとなりそうですね。
さて、今日のテーマは、◯◯すべきについて。
ここでお伝えしたい「疑い」とは「一般的には◯◯だ」ということに疑いの目を持って見るということです。
一般的には裸の状態でテーブルに置かれていたり、ボックスや筒状の入れ物に入れられていたりする匙やお手拭きですが、
このお店では、ラッピング袋に入れて1セットとなってテーブルのお皿の上に置かれていました。
ありそうで、なかなか出会えないことではないでしょうか?
あなたも、今までよく耳にしてきた言葉かもしれませんが、もう一度そこへ戻って「一般的には◯◯」について疑ってみてください。
デザインの場合も、あなたの中で確立された「いつもはこうする、こうするべきだ」というようなものがあると思います。
しかし、それを一度疑って変えてみると、内容にいつもと違う流れが生まれたり、少し違ったものが生まれたりするものです。
〜まとめ〜
あなたの「いつも」を変えてみる
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デザインを科学しつくりあげ、ムダになりそうなものへ新しい価値と売上を。
#疑い
#違う
#視点
#新しい視点
#驚き
#変える
この内容は、あくまで個人の経験によるものですので、売り上げなどすぐに効果の出る確実な方法などとは捉えないよう、あらかじめご了承ください。
抹本