デザイン案


★今回は、デザイン案の源について★

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どのようなデザインにするか練るとき、どんな風に考えていますか?

 

デザイン案は、勢いにのればノリにのってサラッと描けることもあるでしょう。

 

でも、毎回そうは問屋がおろさない。

 

私は、恥ずかしながらよく立ち止まります。

一旦考えてからノリにのっていく感じが多いです。

 

ただ、考えたり参考にしたりしても、迷いのツボにハマってだんだん何がよいのかわからなくなることも結構あります。

 

なぜかパッとしないんですよね。。。

 

 

デザインを組んでいるときにパッとしなければ、要素の組み替えや大きさ、反復など、なんとなく確認した方がいいものの目処がつきますが、デザイン案となればそうはスムーズにいかないもの。

 

 

〜引き出しの中身を忘れず増やす工夫〜

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さて、そんなときのために自分の中に引き出しがもっとあったらって思うのは、私だけでしょうか。


さらに、私は正直いうと、記憶力に自信がないので引き出しを作れたと思ってもなかなかうまい活用ができていない気がします。

 


あなたは、どうでしょう?

 

 

せっかく引き出しを作れても、引き出しの中身が空っぽになってしまえば意味がありませんよね。

 

 

そのためにおすすめしたい方法が、詳細に注目してみることです。

 

どういうことかというと、例えばあるデザインをみたら構図だけでなく、そこに使われている効果にも注目してみるのです。


グラデーションなら、

・なぜここをこんなに白飛びにしているのか

・何を目立たせるためなのか

・グラデーションに加えてどんなパーツで雰囲気が作られついるのか

・どんな色を混ぜたらこんな色になるのか

・どうやってグラデーションの周りを消しているのか、それは何のためか


などです。

 


そうすることで、自分のアイデアの引き出しへの情報の入れ方が変わります。

 


そして、頭の中でさまざまな構想が練られて、脳をよりたくさん働かせることになるので思い出す際に断片的なヒントがたくさんできるのです。

 

 

イメージをお伝えすると、

普通に構造だけみる場合が丸なら、詳細に注目する場合は丸にトゲがたくさんついたウニの殻のようなトゲトゲとしたイメージといったところ。

(柔らかなボールで周りがギザギザとしたおもちゃもありますね)

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(少しわかりにくいかもしれませんがボール回りがボコボコしているもの)


ツルツルとした丸より、凸部のある方がそのトゲたちがいくつもある方が、いくつも思い出すきっかけとなる刺激があって思い出しやすいというわけです。

 

〜意外なことろから〜

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イデアの引き出しは意外なものから生まれるものです。

 

私がグッズのパッケージデザインを担当したときは、なんとトイレの芳香剤の背景デザインが役立ってくれたときがありました。


どのように光っている様子や使用する内容の性質を表そうかと悩んでいたときにものすごく参考になりました。

そのとき「これや!キタ!」って思いました。笑

 


このように結構意外なところからアイデアが浮かぶというか参考にできることも多いです。

 

意外と分野の違うものからヒントがたくさん得られることもあります。

 

ぜひ、日々あなたの引き出しへ入れる情報をギザギザなボールのようにしてみてくださいね。

 

 

〜まとめ〜

デザインを参考にするとき、構造だけでなく詳細な部分も考えながら参考にする。

 

 


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デザインを科学しつくりあげ、ムダになりそうなものへ新しい価値と売上を。

 

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この内容は、あくまで個人の経験や学習によるものですので、すぐに売り上げが上がる確実な方法などとは捉えず、こんな考え方や方法もあるという目で読んでいただけると幸いです。

 

 

 

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