視点を変える、2ステップ

GWが終わりました。

 


お休みは、とくにあっという間に過ぎ去っていきますね。

 


長くて10日の連休。

長いお休みだった方も明日からは少しずつお仕事の感覚を慣らしていくことになると思います。

 

 

 

そこで慣らすの一環として、今回は、視点の変え方について簡単なエクササイズの方法についてお話ささていだこうと思います。

 

 

 

「視点を変えなさい」といわれて、自分の中の考え方のどこをどう変えたらいいのかわからないという方もいらっしゃると思います。

 

 

 

私は、なんとなく考え方を変えたらいいのかなとか、

きっと普通だといわれることを普通じゃない方から考えればいいんだと思ってきました。

 


しかし、それは結構難しいことで、常に変えるのも体力が必要です。

 


考え続けたらいいということもわかっていますが、私は恥ずかしながら、ものすごく意識しないと変えられないタチで

 

 

 

結局、普通にいつも通りの思考と見方で考えてしまいます。

 


でも、ずっとそのままではやはり自分の周りの景色は変わりませんし、変わらなければ、目標にも近づけません。

 

 

 

だから導入しやすい方法はないかと思って探していました。

 

 

 

そして探していたところ、出会えたものがこの2ステップになります。

 

 

 

 


ちょっともう時期はずれではありますが、桜を例にしていきますね。

 

 

 

一般的な桜のイメージは、

 


桜=桜のピンク色の花

 


というもの。

 


桜といえば、"花" です。

 

 

 

メディアでも私たちの会話の中でもいつも取り上げられる内容は"花"や"花のつぼみ"のことです。

 

 

 

お花見シーズンは、花やつぼみのことばかりをあちらこちらで聞きますので、その気がなくても自然と桜の花に目がいくもの。

 

 

 

しかし、視点を変えるためには、その"いつも"のメガネを外してみなければいけません。

 

 

 

その第一歩として、いつも注目しているもののヨコのモノを見る、または考えることに注目してみてください。

 

 

 

今回の桜なら、桜の葉に視点を移してみるんです。

 

 

 

桜のイメージは花

=桜の花のヨコ

=桜の葉

 


といった具合です。

 

 

 

【ステップ1】

そのモノ・コトの一般的な内容を思い出す

 


【ステップ2】

ステップ1で思い出した"一般的な内容"のひとつヨコを考える

 

 

 

 


他には、

服のイメージは布や生地

=生地のヨコ

=生地と生地をつなぐ糸

 

 

 

ボトルのイメージは容器

=液体を入れる容器のヨコ

=ラベル、凹凸、フタ

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このようなかんじで2ステップを試してみてください。

 

 

 

私の表現や説明がうまくなくてイメージが湧きにくかったら申し訳ないのですが、

 


物事の"よく考えられること"の"少しヨコ"に視点をずらしてみることがポイントです。

 

 

 

これをやったとしても、ほとんどのモノ・コトは直接的な意味をもつもの(視点を変えたことによる新たな商品開発などのネタ)にはなりにくいかもしれません。

 

 

しかし、このように一般的なイメージを連想したうえで、少しヨコに視点を変えてみると視野を広げることができます。

 

 

加えて、いつもはそれを45度の角度からしか見ていなかったものを90度や120度の角度からもみることができるようになるので

 

 

今よりもモノ・コトを立体的に捉えて、視野を広げていくための一役となれるでしょう。

 

 

 

その練習をしていけば、いくつかの、視点へ自然と目を向けられるようになり、意味をもつ有力な力になる種となるはずです。

 

 

 

 


〜〜〜〜〜

デザインを科学して、ムダになりそうなものへ新しい価値や売上を。

 

 

 

 

 

 


この内容は、あくまで脳科学の視点によるものですので、すぐに効果の出る確実な方法などとは捉えないようお願いいたします。

 

 


抹本