女は男を短気にさせる
★今回は、販促で使う写真のお話★
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「女性は男性の頭を狂わせることがある」
ある本の一節です。
誤解を恐れずに言うなら、商品を買うか買わないか迷っているときも女性の色仕かけは、購入の背中を押すことがあると思います。
日々目にする広告の中には、魅力的に感じられる女性の写真が使われていることが結構多いです。
単にみるだけでも内容によっては、魅力的な写真が使われている広告は効果がありそうですが、脳科学の目線ではどうなのでしょうか?
〜男性に効果的な魅力的写真〜
カナダにある大学の心理学者がある実験を行いました。
それは、男女それぞれに、異性の魅力的な顔写真とそうでない顔写真をみせて、その後どのように反応がかわるか統計をとるというものでした。
その結果、魅力的な女性の顔写真を見せられた男性グループにのみ反応がありました。
どのような反応かというと、より短期的な利益に引かれるようになるというもの。
また、衝動的になるというものでした。
例えば、今日1万円もらえる場合と3日後に1万5000円もらえる場合があってどちらかを選べるとすると、今日1万円もらえる方を選ぶ傾向になるというかんじ。
つまり、下記のことがいえます。
・魅力的な女性の写真は、男性への販売促進効果が期待できる
・魅力的な女性の写真をみた男性は、より目の前にある利益や短期的なメリットに注目しやすくなる
また、男性が意思決定をするときは、
・より短い時間・より短い期間で行われやすくなる
・より衝動的な決定になる傾向がある
とも言われています。
〜どんな場面で活用できる?〜
さて、ここからは魅力的な女性の写真はどのような場面で活用できるか考えていきましょう。
ここで2つ大切なポイントがあります。
それは、
①商品がお客さんにとってちゃんと「報酬」になること
②短い期間で効果が実感できること
(家電製品など目の前に手に入るものが存在しているような場合も)
です。
例えば、にんじんやキャベツの広告よりも、洋服や時計のような商品の広告で活用する方がおすすめです。
なぜなら、にんじんやキャベツは体にはよいですが、その効果を実感しにくいですよね。
反対に、洋服や時計なら商品という報酬の形がしっかりあると同時に購入したらそれ自体が報酬となりますね。
ほかに、パチンコでも活用できるでしょう。
報酬を得られるかどうかは確実ではなくても、短期で得られる報酬が目の前にあります。
さらに、写真を加工するときにも役立出られるでしょう。
より写真に写る女性が魅力的に見えるように背景に加工を加えたり、女性の顔のトーンを少しあげるなど。
(あまり加工しすぎると元々のよさがなくなりかねないので注意)
広告を作るとき、それはどのような目的があるでしょうか?
告知ですか?
売り上げを上げるためでしょうか?
注目してもらうためでしょうか?
もし、売り上げをあげることが目的であるなら、ぜひこの色仕かけをよい意味でよい方向に活用してみてくださいね。
PS.
こちらの写真は、商品を載せつつ目を引き注目を集める工夫がとても上手になされています。
(https://m.fancyさんからお借りしました)
こちらは、女性の顔写真ではありませんが、女性だと直感でわかる写真ですよね。
ちょっぴりセクシーなタツゥーの写真。
魅力的か魅力的ではないかと問われると私は魅力的な写真だと感じます。
この写真をもし街で見かけたら2度見する人がいるのではないでしょうか。
一緒に映ったタツゥーの商品のアピールがとても上手い一枚ですね。
すごく目を引かれます。
個人的な意見ではありますが、女性的なものには女性も目を引かれるものがあると思います。
〜結論〜
魅力的な女性の顔写真は男性へ効果的。
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デザインを科学してつくる→
ムダになりそうなものへ新しい価値と売上を
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この内容は、あくまで個人の経験や学習によるものですので、すぐに売り上げが上がる確実な方法などとは捉えず、こんな考え方や方法もあるという目で読んでいただけると幸いです。
抹本