人を変えるアイテムがある
★今回は、人の行動の変え方のお話★
今回お話することはやり方次第でポスターやDM、店頭販売などに活用いただける人の行動を変える方法をお伝えします!
〜自分をみると変わる?〜
あなたは自分を鏡で見る機会、どれくらいあるでしょうか?
今回のキーワードは
「鏡」です。
まず、「鏡」へたどり着くまでの内容をお話させてください。
人は、自分を見ることによって
自分の起こす行動について
考えるようになるといわれています。
そして行動を考えた結果、多くの場合
社会的に良いといわれている行動をするようになるという研究もあります。
そしてそして
自分を見る手段として
今回のキーワード「鏡」にたどり着くのです。
では、人の行動がどのように変わるからというと...
具体的な実験を例にあげて紹介しますね。
どちらも海外で行われたものですが
男女は限らず大人に行われた実験と
子どもに行われた実験があります。
今回は子どもに行われた実験を
お伝えしたいと思います。
(大人も子どもあまり関係なく自分をみることによって行動がかわるとされています)
〈実験内容〉お菓子を配るイベントが
行われていた時期のお話。
10月のハロウィンを
イメージしてください。
お菓子をもらうために家を回る子どもたちに向けて
「お菓子は、1人1つだけとっていいよ」
と言ってお菓子をたくさん入れた大皿を置いてその場を離れました。
さて、その子どもたちは
みんな1人1つだけを守らたでしょうか?
きっとあなたも予想している通り
その子どもたちの約34%は
2つ以上のお菓子を取りました。
そこで、今度はお菓子をたくさん入れた大皿のうしろに鏡を設置したそうです。
子どもたちが自分の姿や様子が
自然と目につくような状態ですね。
鏡があることで
お菓子をもらう自分の姿が
リアルタイムで見えたことでしょう。
さて、鏡がある場合
子どもたちの中に
2つ以上のお菓子をとった子は
どれくらい変化したと思いますか?
結果は、9%まで抑えられたといわれています。
なんと、鏡を置いただけで
約4分の3もの人数の行動を変えてしまったのです。
〜鏡を使うなら〜
鏡で自分の姿をみることで
人は自分の行動を良い方向(社会的にやいもの)へ変えるとわかりました。
これは、お客さんにやって欲しくない行動を防止することや何か慈善活動(募金など)を募るときに役立てられるでしょう。
例えば、店頭に置いているサンプル(試供品)を必要以上にたくさん持って行かれないようにするなど。
欲しくない行動を抑える方法が考えられますね。
ただ、もっと利益になるような方法の方が知りたいですよね。
自分の姿をみることによって
お客さんの行動を変える...
自分の姿が見えるものは...
と考えていくと、
色々な方法がありそうです。
動画やカメラの前を通る人が映るライブ映像。
使う素材によっては
うっすらと自分が見える素材もありますね。
使い方によってはDMでも使えるでしょう。
広告自体にも使えないことはないでしょうがこの場合、商品の広告やPOPの近くに自分の姿が見えるものや仕掛けを置くことができますよね。
筋肉をつけたいお客さんやダイエットを成功させたいお客さんが自分の姿を見て、「理想の姿になるためにすべきこと」を思い出したり
自分のとった方がよいと思う行動について一層考えたりするきっかけを与えることができるでしょう。
PS.
ちょっと方面は違いますが、ダイエットでも鏡があると変わります。
私も数年前ダイエットを本気で実行したことがあります。
その時、調べに調べた情報の中で
鏡を見るだけダイエットというようなものもありました。
家の中に全身鏡を置いて
ちょこちょこ自分をみることで
ダイエット中だということを思い出したり、これは食べるべきでないと考えたり、やる気を出させたり。
そんなきっかけづくりや自分と向き合うことがしっかりできるという説明がありました。
ネットの情報だったので本当のことかどうかはわかりませんでしたが
今改めて思い出すと
あながち、はないですね!
〜まとめ〜
自分の姿が見えると、人は良い行動をとりやすい
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この内容は、あくまで個人の経験や学習によるものですので、すぐに売り上げが上がる確実な方法などとは捉えず、こんな考え方や方法もあるという目で読んでいただけると幸いです。
抹本