高さって、使えるんだな
★今回は、高所とデザインのお話★
あなたは高いところから外を眺めたり、高い場所で作業をすることは好きですか?
例えば、カフェの2階にある、外を眺められる窓際席。
高い場所から外を眺めながら、ドリンクを飲んだり、読書をしたり、ゆっくりと時間を堪能していると
なんだかわくわくしたり
アイディアが浮かんだり
いつもより自分とよく向き合えたり
悩みが小さく感じられたり
やる気が出てきたり
そんな風になった経験はありませんか?
ただ単に行き交う人を上から眺めながら、ゆっくり過ごすとなんとなく気持ちがよくなりますよね。
人は大きくも小さくも
高いところから外を眺めると気分が高揚します。
さて、この気分の高まりですが、実はデザインでも活用できるのです。
〜高さはデザインでも有効に〜
「高いこと(高さのあること)」は私たちの行動に影響を及ぼします。
高いところにいると、私たちの寛大な気持ちが高められるのです。
先ほど挙げたように、カフェの2Fから外を眺めるだけでも意外と気分は高まります。
そして、その気持ちの高まりがあなたの中の寛大さへ影響するのです。
私たちの中で芽生えた寛大な気持ちは強力的な行動へとつながってくというメカニズムです。
寛大な気持ちでも
・モノを買うことへ寛大になる
・許すことへ寛大になる
・社会的な行動へ前向きになる
・優しい気持ちになる
とかとか
いくつか種類がありますね。
その中でも、高いところにいて生まれた寛大さは、特に社会的な行動に対してより働きやすいと言われています。
(社会的な行動とは、募金や寄付など、社会のためになるとされている行動です)
募金活動や寄付などがそれにあたります。
ですので、あなたがお客さんに協力をお願いする場合におすすめしたいです。
ちなみに、あなたが主軸となって呼びかけたりする立場なら、こんな例があるのでご参考に▼
アメリカの大学の研究で行われた実験では、あるショッピングモールでエスカレーターを登ったすぐのお客さんとエスカレーターを降りてすぐのお客さんに寄付を呼びかけました。
その結果、エスカレーターを登ってきた直後のお客さんが寄付をした割合は、エスカレーターを降りてきた直後のお客さんがした寄付に比べて2倍以上だったそうです。
〜高い場所をどうデザインに結びつけるか〜
あなたがポスターなど配置を決められる立場であれば、うえの例に習って
ぜひ高い場所へ上がったその場所や高いところから下を見渡して気持ちよくなるような場所へ制作物を配置するのがポイントとなるでしょう。
ただ、あなたが、デザインの内容を専門としているなら、どのように活用できるでしょう?
また、物理的に高い場所というものが実現できない場合もありますよね。
そもそも建物自体1階建てだとか
高い場所がないとか
高い場所があってもそこへ設置できないとか...
こういった場合も考えられますね。
でも、ご安心を。
高い位置で「行うこと」が難しい場合、映像や画像でも代替効果が期待できます。
ただ、できれば映像の方がおすすめです。
映像の方がより臨場感があり、それを見る人は高さを感じやすくなるからです。
タブレットのようなものでもよいので、鮮明や動画を使うことをすすめしたいですね。
とは言っても、どうしても映像が難しいときもあると思います。
画像の場合なら、出来るだけ鮮明なものをお使いください。
鮮明な画像は、見た人の脳にあたかも体験したような気にさせる効果が期待できるからです。
また、パノラマ写真のようにできるだけ広範囲のものを使うのもおすすめ。
それを見た人、お客さんが少しでも自分が高い位置にいるように感じられるような工夫をしてみてくださいね。
高いことが必ずしも全てよいというものではないでしょう。
時と場合によるところもありますが、思いもよらぬところで味方になってくれるメリットです。
高さをぜひ味方につけて、お客さんの心を開いていきましょう!
〜まとめ〜
・高いところは人を寛大な気持ちにさせる
・寛大な気持ちは、社会活動の後押しにもなり得る
・高い位置、高い位置だと感じられる映像や画像でお客さんの寛大な気持ちを引き出そう!
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デザインを科学しつくりあげ、ムダになりそうなものへ新しい価値と売上を。
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この内容は、あくまで個人の経験や学習によるものですので、すぐに売り上げが上がる確実な方法などとは捉えず、こんな考え方や方法もあるという目で読んでいただけると幸いです。
抹本