使われる赤ちゃん
★今回は、赤ちゃんの写真のお話★
よ〜く注目してみると、街のいたるところ、webのいたるところ、時にはクーポンにまでも赤ちゃんの写真や画像が目につきます。
「そんなにたくさん使われているにはきっとすごい理由がある!」と思ったところ、やっぱり大きな理由が隠れていることがわかりました。
今回はその理由について共有させていただきます。
〜赤ちゃん写真の力〜
赤ちゃんの写真はさまざまなツールで使われています。
ベビーグッズ系の販促物にはもちろん、優しさや安全性、成長などを表す販促物まで、意外と幅広い分野で使われていますね。
さて、その理由は、大きく2つあります。
①赤ちゃんから描かれるイメージを、そのまま商品と関連づけてもらうため
人は、一見関係性のないものでも、ポスターなど隣や近くに配置されていると勝手に関連性を感じてしまう傾向があります。
例えば、あなたが、オーガニック食材を使ったお菓子を見つけたとします。
そのパッケージには、一面に広がる緑の畑や森のイラストが描かれています。
それをみて、「『オーガニック=自然素材』で、イラストみたいに緑いっぱいな場所で育った素材を使って作られたカラダによさそうなお菓子だな」などという印象は持ちませんか?
赤ちゃんの写真は、赤ちゃんの敏感さや優しや、赤ちゃんに対する優しさなどを示すための助けとなってもらえるのです。
②守ろうとする本能
二つめの理由は特に大きなものです。
無力な赤ちゃんを助けようとする、人の心理的な本能に影響されることが二つめの理由です。
人は、自分の赤ちゃんではなくても、次の世代のために赤ちゃんを守ったり助けたりしようとするようにできています。
したがって、赤ちゃんを目にするとつい注目したり、大切にしたい気持ちになりやすいのです。
かんたんではありましたが、赤ちゃんの写真や画像が使われる理由をお分かりいただけたでしょうか?
この理由をお伝えしたことによって、少しでもあなたのデザイン制作に役立てていただけると嬉しいです。
ただ、全く赤ちゃんと関係のないものに赤ちゃんを使うのは、効果的どころか、お客さんに悪い意味で違和感を与えてしまうことが多いのでおすすめしません。
例えば、「ママさんにおすすめしたい無添加の優しい化粧水」などで赤ちゃんの写真を使うのは、優しさや安全性示すこととつながると思います。
しかし、腕時計の販促ポスターで特に理由もなく赤ちゃんの写真を使っても、時計と赤ちゃんがリンクしにくく、反対に意図がわかりにくいポスターに仕上がってしまうでしょう。
ぜひ、あなたの伝えたいことと赤ちゃんへの印象がリンクするように活用してみてくださいね。
〜まとめ〜
・赤ちゃんの写真は強い力がある
・人は本能的に赤ちゃんを大切にしようという気持ちになりやすい
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デザインを科学しつくりあげ、ムダになりそうなものへ新しい価値と売上を。
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この内容は、あくまで個人の経験や学習によるものですので、すぐに売り上げが上がる確実な方法などとは捉えず、こんな考え方や方法もあるという目で読んでいただけると幸いです。
抹本