感情的になっていいことある?
あるんです!
★今回は、広告に訴求力をつけるためのお話★
タイトルの質問への答えは、大きな声で「YES!」といわせていただきたいです。
感情的な広告は訴求力があるからです。
〜理性的 VS 感情的〜
理性的な広告や淡々とした内容になっている広告よりも感情的なものの方が効果的なのです。
もちろん淡々とした内容と感情的な内容を合わせた広告も効果的です。
ただ、この場合、感情に訴える内容が多ければそれほどより効果を期待できます。
イギリスの広告関連の団体が調べた調査によって、淡々として情報を伝えた理性的なたな広告と感情に訴えかける広告の利益がどれくらい増えるか(増加率)を比べられました。
その結果、感情に訴えかけた広告の方が理性的な広告の約2倍も効果が上がっていることがわかったとされています。
理由はいくつかありますが、主に感情的な広告は、脳の中でその内容の受け取り方が違うことにあります。
どのような違いかというと、難しい話になりますが、
理性的な広告は、それをみると脳内で認知処理がが行われます。
しかし、感情的な広告では、脳内で認知処理の部分は通らず、そして鮮明に記憶されるということです。
さすがに、脳の話になると少し難しいですね。
かんたんにお伝えすると
理性的な広告だと、頭が「私はこの広告を見たぞ!広告はこういうことを言ってるんだな」としっかり認識して内容を感じとるのですが、
感情的な広告は、「見たぞ」と認識することを飛び越えて、サッと記憶されるということです。
きっともっと詳しい理由があると思うので、それがお伝えできないのが悔しい気もしますが、感情的な広告はサッと理解されるとともに、お客さんの中でより鮮明に残るのです。
〜感情的な広告には何が必要か〜
感情に訴えることが強い武器になることがわかりました。
では、感情的な広告とはどのようにできるのでしょう。
そこがわからなければ、「感情的な広告は訴求力がより高い」を活用できないですよね。
さて、一番身近な方法は何だと思いますか?
それは、ストーリーです。
物語があることで、それに人は入り込み、感情的になれます。
教本を読むのと、小説を読むのとではどちらがその本の内容に入り込めますか?
ドキュメンタリー映画ももちろん話の中に入っていきますが、アクション映画やアニメ映画、恋愛映画のようにその中にストーリーがあると、スッとその中に入り込んでしまいますよね。
なぜでしょう?
理由は、共感するからです。
共感できるためには、嬉しいとか悲しいとか悔しいとか幸せだとかいう感情表現が特に重要です。
それらを表すためには、ストレートに言葉でもいいですが、よろしければデザインで使う写真やイラストが嬉しそうだったり悲しそうだったり悔しそうだったり楽しそうだったりすると、伝わりやすくなります。
人は、表情に対してとても敏感で、それに注目しやすい傾向もあるので、表情を入れたデザインはとくにおすすめです。
最後にエピソードについては少し前にこちらのブログでもお話させていただいたことがあるので、よろしければご覧ください▼
https://design-no-kagakusiki.hatenablog.jp/entry/2019/07/17/235944
(エピソードに関する記事へリンクします)
〜まとめ〜
・感情的な広告の方が理性的な広告よりも鮮明に記憶される
・感情に訴えるためにはストーリーが重要
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デザインを科学しつくりあげ、ムダになりそうなものへ新しい価値と売上を。
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#鮮明に残る
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#理性的な広告
#デザインで付加価値をつける
#売上を上げる
この内容は、あくまで個人の経験や学習によるものですので、すぐに売り上げが上がる確実な方法などとは捉えず、こんな考え方や方法もあるという目で読んでいただけると幸いです。
抹本