正直、やっぱり見た目?Part 3
★今回は反応の作り方★
見た目について3つめの記事は「反応」に関してお話させていただきます。
Part 1で見た目がいかに大切か、Part 2でよい見た目を作るためのポイントをお伝えしました。
そして、Part 3では、あなたの作ったデザインがより反応してもらいやすいようになる要素についてです。
結論からお話しすると、デザインの中に「乱れ」を入れてください。
人の脳は、規則的ものや整列している中に乱れがあるとそれによく反応するからです。
秩序あるもののなかに乱れた部分があると、そちらへ目がいってしまいます。
これを利用しない手はありませんよね。
例えばイラストや図形を等間隔・同じ方向や向きで並べているデザインであれば、その図形のうちのひとつに変化を与えてみましょう。
違う向きにしてみたり、少し斜めにずらしたり、図形の見える角度を変えたりなど。
そうすることで、「乱れた部分」を作ることができます。
少しだけ、画面と距離をとってみてみてください。(左がbefore、右がAfter)
どちらの方が目が行きやすいですか?
ただ、デザインには規定のあるものもあるので、使用素材やクライアントが許す範囲で乱れを作りましょう。
少し話が飛びますが、あなたはオシャレなものが好きですか?
雑貨屋さんや洋服の柄など、オシャレだと思ったものによく目を留めますか?
目がいってしまいますか?
以前「オシャレは作れる?」というタイトルでオシャレの作り方について紹介させていただきました。
そこでは、人は整ったもののなかにアクセントがあればオシャレと感じやすいという内容をお話しさせていただきましたね。
整列している中に一部だけ変化を与えるとオシャレだと感じる。
これは、この反応しやすいポイントとよく似ていると思いませんか?
オシャレなものへよく目が吸い寄せられてしまうのは、今回の「秩序あるもののなかに乱れを作る」ということが密接につながっているからかもしれませんね。
次に何か商品を選ぶときは、自分の目線を気にしてみてください。
きっと何かおもしろいことを感じられるはずです。
〜まとめ〜
整列された中に一部乱れを作ると、反応しやすいデザイン(見ため)になる
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デザインを科学しつくりあげ、ムダになりそうなものへ新しい価値と売上を。
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この内容は、あくまで個人の経験や学習によるものですので、すぐに売り上げが上がる確実な方法などとは捉えず、こんな考え方や方法もあるという目で読んでいただけると幸いです。
抹本