もう疲れた!
疲れた、、、と自暴自棄になることがありませんか?
私は、そのようなときには、いつもだいたい自分の中のAとBが話し合ったり励ましあったりしています。
しかし、そんな励ましや前向きな言葉を胸の中で思い出そうとしても、正直言うと、それ自体がイヤだなと感じることもあります。
あなたは、どうでしょう?
我慢ばかりでストレスも多い近年、投げやりにしたくなるときは、頭が整理できていないこともその原因のひとつです。
視野も狭くなっていることでしょう。
そんなときは、思い切って考えることをやめましょう!
考えても考えても同じことを繰り返してしまうはずです。
他のものがぼやけて、目の前しかハッキリと見えなくなっている状態だと思います。
そうなったら一度、そこから離れましょう。
考え続けることをやめてください。
あと3時間しかないとか、期限が迫っていて今ここでやめたらよくないという状況であっても、5〜10分でよいので離れてください。
離れて、いつも目を通すwebサイトや記事、雑誌を見てみましょう。
マンガもおすすめです。
離れて、ボーッとしてください。
離れて、外へ散歩に出かけてください。木や草花など緑のたくさんある公園がおすすめです。
できるだけ歌詞のない音楽もよいでしょう。(好きな曲で気分があがるのなら歌詞があってもおすすめ)
電車に乗ってどこか気分転換しに行くなら、ぜひ電車の中では目をつぶってみてください。
情報を遮断して頭をシャットダウンさせるのです。
日頃デザインについて考えているあなたは、電車内のポスターなどをみるとついつい目がいって気になって頭を無理やり動かしてしまう可能性が高いからです。
もちろん、それによって発見があることもあるでしょう。
しかし、パンクしそうなほど疲れた頭では、その情報を消化することがいつもより難しくなっています。
ですので、できるだけ頭の中を休めて、これまでの情報をまとめる時間を頭に与えることを私はおすすめしたいです。
ほかに、どうしてもやる気が出ないとき。
結構大きな内容を考えて形にしなければならないとき、しなければならないことが複雑でどこから取り掛かっていいかわからないときも、
もうどうしたらいいんだと叫びたくなることもあるのではないでしょうか。
そのようなとき、先ほどお伝えした方法ももちろんおすすめですが、
この場合は、それをやり終えたあなたがどのような気持ちになっているかを想像するのがおすすめです。
スッキリとした気持ちでしょうか?
達成感でしょうか?
楽しみが待っているのでしょうか?
一皮成長できたあなただけが感じることのできる新たな気分でしょうか?
その先にある気持ちを想像することで、あなたのやる気エンジンがかかりやすくなります。
最後に、癒しを感じられる音のURLを貼らせていただきます。
どのURLも、YouTubeへリンクします。
◆海の中◆
https://m.youtube.com/watch?v=5O9vGk_aCdk
海中で、空気が上に上がっていったり、割れたり、ぽこぽことした音が特徴的です。
夏に聴くと、涼しさも感じられます。
◆夏の自然の鳴き声◆
夏の夕方から夜にかけて鳴く虫の鳴き声です。
鳴き声だけを切り取ったものではなく、周囲の音もそのまま録音されているため日常的ではありますが、どことなく故郷を感じられます。
◆滝の流れ◆
ザザーッと高い場所から流れ落ちる滝の音です。
激しい音の中に、水の潤いや落ちた水が周りの水と一体となり交わり馴染んでゆく、うるわしさを感じられます。
ぼーっと聞いてもよいですし、
物足りないなら、その情景を少し思い浮かべながらリラックスして聞いてみてくださいね。
✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎
デザインを科学しつくりあげ、ムダになりそうなものへ新しい価値と売上を。
#癒されたい
#疲れたときには
#癒しの音楽
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#公園や緑道
#デザインで付加価値をつける
#売上を上げる
この内容は、あくまで個人の経験や学習によるものですので、すぐに売り上げが上がる確実な方法などとは捉えず、こんな考え方や方法もあるという目で読んでいただけると幸いです。
抹本
人には価値を感じるスイッチがある
★今回は、価値を高く感じてもらえる方法のお話★
同じ商品でも、伝え方や見た目によって大きくその価値が変わりますよね。
「デザインひとつでかわる」とはまさにこのこと。
でも、ひとつ思うことがあります。
なにもデザインという1選手だけで変えなければならないというわけではなく、その周りにある他の選手と協力して価値をあげることもできると。
デザインを変えるだけで価値を高める場合もあれば、デザインとなにかをつなげて結果的に価値を高めて買ってもらうこともできるのです。
今回は、後者に焦点を当てながら価値の高まるスイッチについてお話させていただきたいと思います。
〜デザインはひとりじゃない〜
デザインの種類はさまざまです。
チラシやポスターのようなお客さんに情報を伝える目的のツールでさえ、目的は色々ありますよね。
目的別に数えて枝分かれした図を書くとすると、結構大きな用紙が必要になると思います。
さて、その中でも、デザインだけでは成り立たないものもあります。
それを代表するものがPOPです。
特に商品付近に配置するPOP。
商品の近くに設置されるPOPは商品のパッケージなどのデザインと協力して売り上げアップを図ってくれます。
POPひとつ、商品と関係のない場所にあるよりも、店内で商品が並べられている近くにPOPを置くことで
お客さんからするとPOPの情報がより興味深いものになります。
ですから、上記のような商品を説明したりおすすめしたりする内容のPOPは商品と協力して売り上げを上げてくれるものと言えるのです。
ちなみに、その効力がとても大きくなるためにはこれからお伝えすることをぜひ参考にしてみてください。
〜人が価値を高く感じるスイッチ〜
POPは(商品説明や推薦をした内容のもの)、商品と協力して売り上げアップを実現してくれるでしょう。
でも、単にそこに商品情報などがあるだけではあまり大きな効果を期待できそうにありません。
その際、なにを記載すればよいのでしょう。
実は、効力をより発揮できる方法があるのです。
それは、お客さんに商品と接触してもらうこと。
商品のPOPをつくるときは、お客さんに商品を触ってもらったり、商品を持ったりしてもらえるような内容にしてみてください。
なぜなら、人は商品に触ることによってそれを所有している気分が高まり、同時にその商品への価値を高く感じるからです。
「それ、本当?そんな簡単に...」と思われるかもしれません。
私もそれを知ったときはそう思いましたが、海外のマーケティングに関わる教授たちの実験によって確認されたことなのです。
しかも、自分がその商品を所有している状態やその気持ちなどを想像すれば、その作用が高まるとも言われています。
〜POPは触れてもらえるような内容に〜
ここまでお話させていただいたことを考慮してPOPをつくるとするなら、POPには商品に触れるよう説得する内容を含めると売り上げにつながりやすいことがわかると思います。
「この感触を体感しないと損」と書いた背景に気持ちよさそうな人の写真や、気持ち良さそうな、もふもふとしたイメージイラストを載せたり。
試食、試供品のようなテスターがある商品の場合はぜひそれを使ってもらえるような文言を入れつつ、それを使うことでどのよになるか、お客さんがそれを使った自分を想像するような内容を入れるとよいでしょう。
また、お客さんが気軽にスタッフさんへ「試したい」と言い出せるような内容にすることもおすすめです。
これについては、あなたの日常でも結構出会うことのある光景があると思います。
例えば、
車の試乗。
アロマオイルを焚いている店内。
家具ショップなどで、リビングルームやベッドルーム、寝室など、組み立てられて自由に座って体験できる売り場など。
さまざまな場所で私たちが商品を購入した後のことを想像させる要素がありますね。
デザインでも、商品と二人三脚となってそれを促すことができるのです。
〜まとめ〜
人は、商品を触ったり持ったりすることで、商品を所有している気持ちが高まると同時にその価値をより高く感じる。
加えて、自分のものになったことを想像することによってそれらの作用が高まる。
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デザインを科学しつくりあげ、ムダになりそうなものへ新しい価値と売上を。
#価値を感じるスイッチ
#体験デザイン
#コト消費
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#体験、試食、試乗する
#デザインで付加価値をつける
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この内容は、あくまで個人の経験や学習によるものですので、すぐに売り上げが上がる確実な方法などとは捉えず、こんな考え方や方法もあるという目で読んでいただけると幸いです。
抹本
男性脳と女性脳のタイプデザイン
あなたは、ターゲットが男性の場合と女性の場合で、デザインをどのように変えていますか?
男性のタイプや女性のタイプによって変えていますか?
★今回は、男性脳と女性脳のお話★
デザインでどのような工夫をすればターゲットにささりやすくなるのでしょうか。
それを考えるためには、まずはターゲットとなる相手を理解する必要があります。
特に性別による特徴は大きなものですよね。
男性に向けたデザインと女性に向けたデザインではどのように変えれば効果的なのでしょう。
〜男性脳と女性脳〜
男性と女性では、感じ方や考え方が異なります。
脳科学の研究からは、男性と女性では生まれつき認識において違いがあるとされています。
「男性脳」「女性脳」という言葉は耳にしたことがありますか?
男性の脳と女性の脳では、そもそも同じ物事であってもそれに対して抱くものは変わります。
違いの中でも特に大きく異なるというのが、興味をもつものです。
男性は物に対する対物志向がより強く、女性は人に対する対人志向がより強いと言われています。
具体的な例を挙げると、カフェでPCを使って仕事をしている女性がいたとします。
それをみたとき、男性の場合はPCに注意がいきやすく、女性の場合は仕事を進めている人の表情や仕草に注意がいきやすくなるといった具合です。
このように男性脳と女性脳では違いがあります。
この違いは、脳科学の観点からは
男性=目的脳
女性=共感脳
と言われていて
男性は、物事を論理的に考えることが得意で、目的達成や問題を解決できるかどうかに対して注目しやすいとされています。
そして女性は、人の表情や言葉や声のトーンなどのニュアンスを敏感に感じとることが得意で、相手の様子や感情に注目しやすいとされています。
〜男女の購買行動の違いに注目〜
ここまでのお話に加えて、ここからは上品の購入についてみていきましょう!
男女で購入の傾向が結構違うので、覚えておくと今後のデザインを考えるときに便利な引き出しになると思いますよ!
さて、ここからが今回お伝えしたいことで特に重要な内容です。
男女の購買行動に関する研究では、商品を買うと決めるとき、男性は自分の目的達成や問題解決、自分にとって役立つものを買おうとする傾向が強くでます。
一方、女性は自分の人間関係や交流などが購入の判断に大きく影響されてくるのです。
よくよく自分のことや友人のことを考えると、当たっている気がします。
お土産を買うときとか、洋服を買うときとか...
お土産のお菓子ををひとつ買うにしても、恥ずかしながら、それを渡した相手にどんな気持ちになってほしいかとかどんな風に思ってほしいとか考えてしまいます。
反対に、男性の友達は、お土産を買って渡すことに大きな意味を感じているように思うことがあります。
食べやすさや味ももちろん気にしていますが、お土産をゲットして渡すということへの意識が一番強いように感じることがあります。
どちらが良い悪いとかというお話ではなく、脳の特徴として、確かに男女で違いがあるなと思うのです。
あなたはどうですか?
〜男性脳と女性脳をデザインで活用〜
うえのお話で、
・男性と女性とでは感じ方や考え方が違う
・何に対して気持ちの天秤が動くのか
ということを少しお分かりいただけたのではないでしょうか。
少しでも、「違うんだな!」と感じでいただけていたら私は嬉しいです!
続いて、男女でこのような特徴があるのなら、それをデザインで使って売り上げにつなげられると思うのです。
男性は、目的達成や問題解決に注目しやすく、役立つかどうかを考慮する傾向がある。
女性は、相手の心の動きに注目しやすく、買うときは人間関係を考慮する傾向がある。
これを利用しましょう!
どのようにするかというと、
男性がターゲットの商品では、その商品の便利な特徴やタイプなどをアピールし、男性のお客さんの問題解決につながる内容を強く押し出してみてください。
例えば、電気シェーバーなら、
刃のことや滑らかさ、ラクな機能など、男性が抱えて困っていそうな内容に対してアプローチしてみるのです。
女性がターゲットの商品では、女性のお客さんに共感してもらえる内容や人との関係に関連したことを強く押し出してみてください。
例えば、口紅のリップグロスなら、
赤すぎないか、目立ちすぎないか、流行に沿っているか、色に対する他人からの印象はどうか。
共感してもらうためには、お客さんが気にしていそうな悩みなどの会話やフレーズを入れてもよいでしょう。
コーヒーカップに口をつけても、カップが真っ赤にならないとか、先輩からいい色だと言われたとか...
出来事のワンシーンのような場面的なポスターもおすすめです。
このように、男女でターゲットが分かれる場合は、特に男性脳と女性脳の傾向を
うまく活用したデザイン内容にすればターゲットであるお客さんに届きやすく購入してもらいやすいものになるでしょう。
〜まとめ〜
・男性脳と女性脳を考慮したデザイン内容にする
・男性(男性脳)へは、目的達成や問題解決、役立つかどうかを強調したデザイン内容にするのがおすすめ
・女性(女性脳)へは、対人関係や感情を表すようなデザイン内容にするのがおすすめ
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デザインを科学しつくりあげ、ムダになりそうなものへ新しい価値と売上を。
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#脳の傾向
#目標達成
#目的達成
#問題解決
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抹本
っぽくない=気になる存在
★今回は、主にパッケージのお話★
パッケージでは、◯◯っぽくないデザインや形の方がお客さんの心に響くときがあります。
それは、特に贈答用の商品。
〜ぽくないパッケージは気になる存在〜
パッケージに対して、お客さんがより慎重になる時など、変わり種があるとついつい気になってしまうものです。
商品の陳列から考えてもそうです。
陳列される商品は、だいたいカテゴリーなどで分類されて並べられますよね。
例えばコーヒーならコーヒー豆やドリップコーヒー、インスタントコーヒーといった具合です。
同じカテゴリーのものが並べは、◯◯ぽいパッケージも並びますね。
しかし、その中で◯◯ぽくないものがひとつあれば、お客さんの目に留まりやすく、お客さんの「気になる商品」の中に入る可能性も高まります。
さらに、それが贈答用ともなれば、良い意味で普通ではなく変化あるものの方が選ばれやすくもなるでしょう。
(お客さんが贈る相手にもよりますが)
特に、贈答では見栄を張りたくなるものです。
商品内容がよくても、パッケージが気に入らないものであったりチープさを感じてしまったりすると選ばれにくいです。
一般的によく見る◯◯ぽいデザインとは少し違って、ぽくないデザインには一層目がいくものです。
そして、強い特別感を醸し出すことができるのです。
個人的な感覚では、高級な商品やこだわって作られているような商品にぽくないパッケージが多い気がします。
〜ぽくないデザインをご紹介〜
ぽくないデザインは、身近なところで意外と多く出会えます。
これからいくつか私がみつけたぽくないデザインをご紹介していきますので、よろしければご覧ください。
※あまりぽくなさすぎてもよくないかと思って、50%くらいぽくないデザインを選んでみましたので、ご了承ください。
★スープ★
コーンスープやコンソメスープのパッケージです。
よく目にするのは、やはり箱入りだったりレトルトのようなパッケージだと思います。
しかし、こちらは缶にシンプルなデザインを加えて、高級感も演出されています。
ガッツリと、「これはスープです!」と主張しているわけではありませんが、大きな存在感を感じます。
実際に店頭で存在感大でした。
★スパークリングワイン★
スープの缶つながりで、こちらはワインの缶です。
サワーなどを含むお酒の缶はたくさんみたことがありますよね。
また、その中にはワイン系サワーもあります。
それを考えると缶ということはあまり珍しいものではないですが、この缶の幅が魅力的です。
通常の缶より細身で、◯ッドブルーの缶程のサイズでした。
横に並ぶ缶は通常の350ml程のサイズの缶だったので、そこに並ぶ細長い形にサッと目が向きました。
(デザインは、種類で色を変えておりシリーズだということが一目でわかるので、お客さんの思考を「そのシリーズの中でどれにするか」に切り替えてもらいやすくもあるパッケージ)
★ティーバッグ★
ティーバッグが正方形や四角柱のような箱パッケージに入ったものはよく見かけますよね。
しかし、今回ご紹介したいこちらのティーバッグば、本の形。
本の形の中でこのように段階的に収納されているので、取り出しやすさもあります。
パッケージを「開ける」ではなく「開く」というそれっぽくないパッケージ。
★カレールー★
よく目にするカレールーの多くは、箱に入っているものだと思います。
しかし、このルーは、箱に入っていないどころか、中身も少し見えるため、お客さんの興味を一層ひく形となっていますね。
パッケージの形や素材はもちろんのこと、カレールーで中身を確認できるパッケージはなかなか珍しいのではないでしょうか。
★コーヒー★
箱型コーヒーはたくさん見かけますが、普段よく目にするマグカップに入ったコーヒーのパッケージとは大きく違います。
マグカップに入れたコーヒーのイラストや写真・画像はもちろんお客さんの飲みたい気持ちやお客さん自身が飲むイメージを想像してもらうのにおすすめしたい方法です。
ただ、反対にそのような具合の同じようなパッケージが並ぶ中で、このようなお菓子が入っているような箱があれば目立ちますよね。
今回ご紹介したものは、食べ物ばかりでしたが、雑貨でも目をひくものはたくさんあります。
化粧箱のような形をしたパッケージの中に商品が入っていたり、パッケージの中に商品が入って絵ができたり...
ぜひ、贈り物系の商品やプチご褒美系の商品の場合は、ぽくないパッケージを検討してみてください。
また、日頃からあなたが購入した商品は、なぜそれを選んだのかよく思い出したり考えたりしてみることをおすすめします。
そうすれば、きっとパッケージデザインにおける発見がたくさんあるでしょう。
〜まとめ〜
・物によっては、ぽくないデザインを考える
・デザインが少しでも入ったパッケージの場合、あなたが選んだその商品の理由
を自分で振り返ってみる。
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#食べ物
#パッケージデザイン
#変わったパッケージ
#おもしろパッケージ
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抹本
甘さ控えめスイーツにはこの色を
食欲のわくデザインとはなんでしょう。
食欲は、何をもって感じるのでしょうか。
★今回は、暖色寒色ではない色のお話★
〜食べ物と色の関係〜
空腹を感じて、食欲は感じるものですが、さらにその空腹に拍車をかけるものはなんでしょう?
答えは、色です。
色は、あなたが思っている以上に味覚に大きな効果をもたらしてくれます。
たとえば、高級メロンと柿を目隠しして食べたところその違いはわからないほど。
せっかくの高級メロンも視覚あってこその味なんて、少し残念な気もしますが、視覚が味に大きな影響を与えるパワーはこれほどすごいのです。
その食べ物(食材)・料理の味、美味しい・美味しくないという判断は視覚によって成されるというものだとされる研究結果もあるので、お墨付きです。
つまり、食欲を引き出すためには視覚がポイントになります。
そして、視覚の中でも特に大きな力を持っているものが色(カラー)なのです。
〜日本人がもっている食欲色〜
まず、ここでお伝えしておきたいことがあります。
食欲を感じる色は、国や文化によって変わってきます。
例えば、私たち日本人は黒へ味の深みを感じる傾向がありますが、外国(西洋系)の方にとっては同じように感じないと言われています。
反対に、黄緑や紫色、赤や水色などカラフルなショートケーキをみても私たちはあまり食べたいと思いませんよね。(SNS映えを考えると食べたくなるかもしれません)
しかし、アメリカの方では食欲を感じやすいと言われています。
これは、その人が生活してきた環境が理由です。
黒色でいうと、私たち日本人は、幼い頃から黒ゴマや海苔、昆布などに慣れ親しんでいます。
また、日本料理では、黒やそれに近い濃い色の食器や湯呑みも多く、黒を口にすることが日常的です。
そして、そこに日本人は味わい深さを感じます。
羊羹やあずき餡は、濃く黒色に近い色であることによって甘みも強く感じやすいと言われています。
しかし、西洋の方は、黒い食べ物はあまり多くないので、黒色と食べるがリンクしにくくなっています。
このように、国や文化によって感じる色は違うので、狙うターゲットが外国の方である場合は注意が必要となります。
さて、少しだけお話がずれてしまいましたので話を戻しますね。
これまでお伝えしてきたことから、日本人が食欲のわく色とは、
第一条件として、その色が食べ物へリンクしやすいかどうかというところがポイントだと言えます。
加えて、私たち日本人は、鮮やかな色を見ると食欲が増進させられると言われます。
鮮やかな色を見ると胃腸が活発に動き出し、食べたいという欲求が生まれてくるのです。
〜食欲をそそるデザインづくりとは〜
色と食欲の関係について少しご理解いただけたでしょうか?
食欲をそそるデザインを作るときは、ぜひ、どの色が伝えたい感覚とリンクするかに注目してみてください。
辛いラーメンなら、赤ではなく黒も混ざった濃いめの赤。
辛いだけでなく、深みある味だということを感覚的に伝えられることができるでしょう。
甘いケーキなら、ピンクを使うのがおすすめです。
ピンクは、甘みを強く感じさせてくれる色と言われています。
試食を出すときは、ピンク色のお皿やミニカップを使うとよいでしょう。
また、甘さ控えめのスイーツもピンクを使うことでより甘みを感じてもらいやすくなります。
いちごをアピールしたいなら、真っ赤というより、少し濃いめのピンクを混ぜてみて。
真っ赤もよいですが、ピンクが一部混ざっていることで、お客さんは頭の中でその味わいをより掻き立ててくれるでしょう。
ピーマンなら、黄緑ではなく緑色を中心に使いましょう。
緑色を使うことが多いと思いますが、単にベタッと塗られているよりは色の変化があることでお客さんからは一層、立体的・現実的にピーマンを感じてもらえ、同時に味わいの想像へつながりやすくなるはずです。
伝えたい味や食材、食べ物とリンクする色を見極めて使っていきましょう!
〜まとめ〜
その食べ物や料理とリンクする色を使う
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#料理
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この内容は、あくまで個人の経験や学習によるものですので、すぐに売り上げが上がる確実な方法などとは捉えず、こんな考え方や方法もあるという目で読んでいただけると幸いです。
抹本
ファーストコンタクトの演出
★今回は、売上に大きく関わるのに見落としてしまうことのお話★
パッケージや小箱のデザインをするとき、あなたは何を考えて作り上げますか?
もし、あなたが今そのようなデザインでない場合も、よろしければ一緒に考えてみてください。
〜デザイン内容のまえに考えなければならないこと〜
どのようなデザインがいいか、どのような色が目を引くか、どのようなイラストを入れたらお客さんのハートをつかめるか。
お客さんの気持ちや反応を考えたり
デザインでどんな誘導ができるか検討したり
どんな素材を使うか吟味したり
その商品を表現するためのデザインに注力することだと思います。
でも、デザイン内容のまえに、どんな風にそのパッケージが陳列されるか、積み上げられての陳列か平置きかなどを確認しましょう。
販売場所の状態が決まってない場合でも、その形状からどんな風に置かれるかは想像できるはずですよね。
例えば、箱型のパッケージなら、箱の上に箱を置かれて2段で横並びになるとか。
そのうえで、パッケージのどこに何の情報を配置するべきかを一度考えましょう。
先ほど例に挙げた箱型パッケージなら、パッケージを積み上げ式に陳列されることが多いでしょう。
しかも、陳列が棚の最上でなければ、6辺の側面があるうちの正面の1面しか、商品のアピールに使えないことになりますね。
このパッケージは、とても強いデザインだと思います。
陳列されるテーブルが低く、積み上げられた結果、真上からしかお客さんにアピールできません。
しかし、このパッケージは真上から見たときに一番目に入るパッケージ面に大胆に目立つものを載せています。
その1面その商品の核となるイラストが描かれていますね。
お客さんが手にとって箱の側面を見てくれるためには、どの情報を載せる必要があるかを取捨選択する必要があり、それがとても重要なのです。
キャラクターと強い関連をもつ商品であれば、そのキャラクターが見えなければ購入される機会を失うことにつながることも...
〜お客さんとのファーストコンタクトは何か〜
正面の内容がよいものであれば、お客さんは自然と手に取り、ほかの情報も見ようとしてくれるでしょう。
せっかくよいデザインができても、見えなければ意味がありません。
伝わらなければ意味がないのです。
デザインは、お客さんとその商品とのファーストコンタクトをつくるツールでもあります。
「デザインをつくる」というと、デザイン内容について注力してしまいがちです。
しかし、デザイン内容を考える以前に、どのような状態で販売されるかを確認して、それに沿ったデザイン配置を想像し、考えてみましょう。
〜まとめ〜
デザイン内容のまえに、商品陳列を想像する。
✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎
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#商品陳列
#商品を販売する
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抹本
欲求と理性が秘策
★今回は、デザインアプローチについて★
商品には「買いたいもの」と「買うべきもの」がある。
揚げ物を食べるか、お豆腐を食べるか。
健康を考えて、食べるべきはお豆腐。
でも、気持ち的に食べたいものは揚げ物。
本当は、エナメル調真っ赤な靴を履きたいけれど、仕事にはブラウンやブラックなど落ち着いたカラーを選んだり。
あなたも似たような経験はありませんか?
私は、とくに食の面でこの葛藤から抜けられず、優柔不断になることが多いです。
(結局、買うべきものを取ることが多いですが買いたいものを選んだ時の方が気持ちがよいです)
このように買いたいものと買うべきものの葛藤は結構あるのではないでしょうか。
そして、お客さんの商品選びは、買いたいものと買うべきものとで変わってきます。
これから、どのように商品の選び方が変わって、買いたいもの・買うべきものをどういったデザインアプローチが効果的なのかについてお話させていただきますね。
〜商品選択はタイミングが重要〜
お客さんが買いたいものと買うべきもので迷ったとき、どのような場合に買いたいもこを選び、どんな場合に買うべきものを選ぶのでしょう?
これがわかれば、デザインを通したアプローチがやりやすくなります。
さて、まずは想像してみてください。
あなたがお菓子でも洋服でも、何かの購入で迷うときのことを。
そして、それをなぜ選んだのかを考えてみてください。
そこにヒントがあります。
・
・
・
・
・
・
・
いかがでしょう?
ちょっと難しかったかもしれませんが、そこに答えがあるんです。
さて、答えを。
何がカギになるかというと、「タイミング」です。
商品を使うタイミングが商品選択のポイントとなります。
すぐに使う商品は、買いたいものを選ばれやすく、
時間をかけて使ったり、すぐには使わない商品は、買うべきものを選ばれやすくなります。
たとえば、すぐにその場で食べられるようなチョコバーや唐揚げ棒は、食べたいか食べるべきかになると、「食べたい」を基準にして選ばれます。
屋台や出店も、その部類が多いですね。
反対に、その場ですぐには食べないような野菜や魚、シリアルなどは「食べるべき」という考えを基準に選ばれます。
つまり、購入後すぐに味わえるものは、頭の中で考えることは「食べたいか食べたくないか」が中心にあり、
購入後すぐには味わうものでないものやすぐに味わえないもの(調理が必要など)は、頭の中で考えることが「食べるべきか食べるべきでないか」が中心にあるのです。
イメージにするとこのようなかんじ▼
これは、なにも食べ物だけというわけではありません。
食べ物以外の多くの商品に当てはまることです。
〜デザインづくりでこう活かす〜
では、ここまでの内容から、デザイン制作でどのようにアプローチしたらよいかについて考えていきましょう。
デザインを考えるまえに、まずは商品を分けましょう。
あなたが広告したり、お客さんに知らせたりしたい商品は、すぐに味わえるものですか?
それとも、時間を置いてから味わうものでしょうか?
どちらかを考えたあと、ここからデザインを考えましょう!
◆商品がすぐに味わえるものなら
・シズル感のある、解像度の高い画像を加える
・それを感じられる擬音語や擬態語で表現する
・食べ物なら◯◯味とか、◯◯風味とかを記載
・物なら、お試し後すぐに使えるとか、その場で交換とか、その場であなたに合うものを選びますとか、すぐやりたいことが叶うと訴える
(服なら試着後に着て帰れるとか、車なら契約後にそのまま乗って帰れるとか)
お客さんの「すぐにしたい」「今やってみたい」という気持ちに寄り添うことが大切です。
お客さんがその場でできる行動につなげるようなデザインに仕上げることを考えながら進めると、デザインで使う要素を決めやすいでしょう。
◆商品は、時間を置いて味わうものなら
・その効果やお客さんの声を載せる
(これをみてこんなことを学んだとか、こう変わったとか)
・健康アピール
・こんな時に使えるなど、場面を提案
お客さんが、するべき行動を起こした結果を想像させてあげられるものを散りばめましょう。
「◯◯するべきだ」と思う根の部分には、お客さんの目標や理想があるはずです。
あたなも、欲求を我慢して理性を優先させるのには、大きくも小さくも何か理由があるからですよね。
いかがでしょう。
デザインやターゲットについて検討を始める前に、あなたが売り出す商品はどんなものか。
これを考えた上で、デザインをつくっていきましょう!
PS.
ちなみに、スーパーで、野菜売り場が入り口付近に多く、ガム・飴やチョコパー、充電器などすぐに食べられるものが置いてあるのは、この考え方を一部利用されているようです。
たしかに、特にレジ付近にすぐに食べられたり使えたりするものがそこにあるとちょっとした拍子にサラッとお買い物カゴへ入れてしまう気がします。
✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎
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#おすすめ商品
#欲しい
#べきだ
#デザイン
#欲求と理性
#デザインで売り上げアップ
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この内容は、あくまで個人の経験や学習によるものですので、すぐに売り上げが上がる確実な方法などとは捉えず、こんな考え方や方法もあるという目で読んでいただけると幸いです。
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